- 大きなプロジェクトの担当になったけど、自分に務まるのだろうか…。
- 失敗してしまって周りに迷惑をかけてしまったらどうしよう。
- 何から手をつけてよいのかわからない。
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- 新しい仕事が『怖い』『不安』だと感じる理由
- 不安を解消する『3つの考え方』
- 新しい仕事に取り組むときにやるべきこと
新しい事への挑戦は誰でも『不安感』や『恐怖心』を抱えるものです。
自分に自信がもてなく、プレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
今回は、私の経験からそんなときに意識したい考え方や実際に取り組むときにやるべきことについてお話したいと思います。
今回の記事を読んで、重い気持ちを少しでも軽くして、よりよい成果に繋げられるようまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
新しい仕事が『怖い』『不安』だと感じる理由

誰でもやったことがないことは、「怖い」「不安だ」と感じるものです。
同じことだけやっていた方が気は楽ですよね。
恐怖心や不安感の原因となっている要素としては以下の理由が挙げられます。
- 経験がない
- 失敗に対するマイナスなイメージ
それぞれの要素を少し深堀していきましょう。
経験がない
今までやったことがない仕事だと、完成のイメージが湧かないことが不安感に繋がっています。
ゴールが見えないため、自分の能力で最後までやり遂げられるのだろうかと感じてしまっているのではないでしょうか。
たとえば、今までは言われた通りの業務を適切に処理すればよかったはずが、新しく与えられた業務は、
など、『問題解決能力』や『リーダーシップ』が求められることもあるでしょう。
上記のような業務に対して、経験が乏しく、成功する想像がつかないため新しい仕事に対して強いプレッシャーを感じてしまいます。
失敗に対するマイナスなイメージ
成功のイメージよりも、失敗したときのイメージが先行してしまうのも恐怖心の原因となる場合が多いでしょう。
うまく仕事をこなせなかったときに
このような考えが先行してしまいがちです。
マイナスな点にだけ目を向けてしまっているため、積極的に行動することができなくなってしまう状況が生まれます。
結果的にその感情が余計なストレスになってしまっている可能性があります。
不安を解消する『3つの考え方』

私の場合、少し考え方を変えるだけで、気持ちが楽になり積極的に仕事に取り組めるようになりました。
参考にしてほしい考え方は以下の通りです。
- 仕事を任せてもらえた!
- スキルアップのチャンスと捉える
- 「失敗」は『マイナス』ではなく『プラス』にも働く
3つの考え方に対して解説していきます。
仕事を任せてもらえた!
新しい仕事を任せてもらえたということは、上司からの信頼が上がったがゆえに業務を振られたと捉えるようにしましょう。
今までよりもちょっと難しい業務でも「任せても問題ない」という評価をもらえていると考えることが大切です。
明らかに手に余る仕事内容であれば、上司もリスクを考えるため依頼はしないはず。
信頼感と評価が上がっていると前向きに考えるようにしましょう。
スキルアップのチャンスと捉える
新しい仕事にチャレンジすることが、自分の仕事に対するスキルアップと考えることも大切です。
成長していくには、今までやったことがないことに身を投じて経験を積んでいく必要があります。
同じことだけしていると今は楽かもしれませんが、業務知識や技術の向上を見込むことは難しいでしょう。
世の中には、新しい仕事をやりたいくてもチャンスがない人も大勢います。
自分を成長させる良い機会だとポジティブに捉えるようにしてみてください。
「失敗」は『マイナス』ではなく『プラス』にも働く
万が一、失敗したとしてもそれは「マイナス」ではなく「プラス」と意識しましょう。
怖い、不安だと感じる要因は経験不足からくるものだということをお話ししました。
成功したとしても、失敗したとしても「やったことがある」という経験を得ることができ、業務のイメージが掴め、ある程度自信をもつことができるので不安の解消に繋がります。
また、ミスをして怒られることに関して恐怖感があるかもしれません。
責められていると考えるのではなく、次回どうすれば成功させられるのかアドバイスをもらえているという姿勢で話を聞くことも大切です。
失敗はマイナスな面だけでなくプラスの側面もあるという考え方も忘れないようにしましょう。
新しい仕事に取り組むときにやるべきこと

では、新しい仕事を振られたとき、具体的に何をどうするのがよいのでしょうか?
迷ったときは以下の点を試してみてください。
- 仕事のゴールと過程を書き出す
- 過去の内容や類似した業務の資料を読みこむ
- 前任者へ積極的に相談をする
具体的な方法をひとつずつ見ていきましょう。
仕事のゴールと過程を書き出す
新しい仕事に取り組むときは、文字に起こしてみるのが効果的です。
仕事の目指すべき「ゴール」と、そこに至るまでの「過程」を目に見える状態、つまり『可視化』することで頭の中で考えるよりも物事を整理することができます。
手持ちのノートでも手帳でも構いませんので、紙媒体とボールペンや鉛筆などで書き出してみましょう。
例えば、以下の内容をまとめてみてください。
- 最終的な仕事の完了とはどんな状況になることなのか
- 仕事を遂行するために必要な情報は何か
- 自分なりに考えた仕事の進め方の手順
- 情報を共有する関係者は誰なのか
- 起こりそうなトラブルや不明なポイントはあるか
このように、文字に起こしておくことで頭の中が整理されるだけでなく、同様の仕事が発生した場合、振り返って確認できます。
今までやったことがない仕事に臨む場合は、紙ベースにやるべきことを羅列していく方法を試してみましょう。
過去の資料を読みこむ
自分ではない誰かがやったことがある業務であれば必ず資料があるはずです。
的確に業務をこなすためには、過去に実施された内容の資料を読み込むのが良いでしょう。
また、同様の業務でなくとも似た事例がないか探すのも効果的です。
なぜなら、過去の資料には、求めている仕事の進め方について正解がそのまま残っている状態だからです。
完全な正解が見つからない場合だったとしても、ヒントは残っているはずなので必ず役に立つはずです。
仕事内容をあらかじめインプットしておけば、初めて取り組む仕事であってもスムーズに業務を遂行できるようになるでしょう。
前任者へ積極的に相談をする
一番手っ取り早く、間違いのない方法は前任者に相談をすることです。
分からないところが発生した場合は、臆することなく全て確認するようにしてみましょう。
実際に経験している人であれば
- 準備しておくべき資料や物品
- 他の人と共有しておいた方が良い事項
- スケジュール感や実行したときの様子
- 起こりうるトラブルや注意しておくべき点の対策
実体験をもとに話を聞けるため間違いがありません。
前述の過去の資料を読み込んでインプットした後に、前任者へ仕事内容を積極的に相談することで、細かい点の疑問点を解決できるため、より高い効果を発揮することができます。
新しい仕事は『自分の成長』に大きく影響します!

いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると以下の通りとなります。
- 経験がない
- 失敗に対するマイナスなイメージ
- 仕事を任せてもらえた!
- スキルアップのチャンスと捉える
- 「失敗」は『マイナス』ではなく『プラス』にも働く
- 仕事のゴールと過程を書き出す
- 過去の内容や類似した業務の資料を読みこむ
- 前任者へ積極的に相談をする
誰でも初めての仕事というのは緊張してしまうものです。
緊張が原因で、「自分の能力でやり遂げることができるのだろうか…」と不安感や恐怖心に繋がってしまうのは普通のこと。
どうしても人間は失敗したときのマイナスイメージが先行してしまいがちです。
しかし、新しい仕事を任されるということは、先輩や上司に評価してもらえたから、少しだけレベルの高い仕事を任せてもらえていると同義なのです。
次のステップに進むための良い経験の機会を与えられたということを忘れないようにしてください。
なにから手をつけてよいのかわからないのであれば、今回ご紹介した新しい仕事に取り組むときにやるべきことを参考にしてみてくださいね。
自分の成長のためには、新しい挑戦は欠かせません。
失敗を恐れず、とにかく前向きなマインドを持つことが余計なストレスやプレッシャーを抱えないために一番重要なことでしょう。
以上、今回の記事が皆さんのお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!