- 上司に話しかけるのが怖い
- しどろもどろになり上手く言葉を伝えられない
- 分からないところを聞くことができない
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- 仕事で萎縮してしまう主な要因とは
- 萎縮してしまうことで起きる悪影響
- 萎縮してしまう場合の3つの克服方法
自分より上の役職である「偉い人」と関わろうとすると、途端に不安になったり怖いと思ってしまう人も少なくないはず。
克服するためには、『なぜ、萎縮してしまうのか?』の要因を把握することが大切です。
萎縮せずにに話しかけられるようになれば、余計なストレスを抱えることがなくなります。
また、上司からあなたへの印象も変わり職場での評価を上げることもできます。
職場での人間関係にお悩みの方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
仕事で萎縮してしまう主な要因とは
偉い人=話しかけづらいという先入観がある
上司に対して萎縮してしてしまう大きな原因として「先入観」が挙げられます。
自分のような新人・中堅が、普段忙しそうにしている上司の時間を使ってもいいのかと考えてしまうことはないでしょうか。
仕事を中断させてしまうため、話しかけづらいと感じることがあるでしょう。
また、直接何かされたわけではないはずなのに、威圧感を感じてしまうこともあるかもしれません。
相手からすれば、相談してもらうことを迷惑に感じなかったり、威圧しているわけではない場合が多いはず。
両者とも自信が作り上げた「先入観」が萎縮してしまう要因になっている可能性があります。
怒られるのではないかと不安になる
自分が取り組んだ仕事に不備があるのではないか、と考えてしまうのも萎縮してしまうよくあるパターンです。
経験不足によって考えが足りない箇所があり、指摘されることに対して不安になってしまいます。
過去にそのような体験があると、萎縮して消極的な行動しか取れなくなってしまいます。
自分の仕事に自信が持てないことで、考えが足りないと怒られてしまうのではないか、と萎縮してしまいます。
感情の起伏が激しい
すぐカッとなる人や、機嫌が悪い様子を見せる人と関わる場合も萎縮してしまうことでしょう。
もともと熱くなりやすい性格であったり、常に忙しく他のことに気を回している余裕がない人を苦手だと感じる方も多いはず。
あなた自信に非はなくても、「ストレスの吐口」の対象となり、八当たりのような形になってしまことも。
このような状況では、必要なタイミングであっても話しかけづらいと感じてしまうでしょう。
萎縮してしまうことで起きる悪影響
報告・連絡・相談が不足する
仕事上、一番問題となってしまうのが「情報の共有不足」です。
過度に萎縮してしまうあまり、話しかけることができずに報告・連絡・相談のタイミングが遅れてしまいます。
そのまま仕事を進めてしまうと大きなトラブルになってしまう危険性があります。
意思疎通が上手くいかないことで、自分にとってチーム全体にとっても悪い影響を与えてしまうことに繋がってしまいます。
積極的に仕事に望めない
失敗や叱責を恐れるあまり、積極的に動くことができなくなってしまいます。
良いアイディアや自分なりの考え方を発信することができなくなるため、仕事に対してのモチベーション低下に繋がります。
そのような状況が続いてしまうと、次第に自己肯定感も下がり「自分の考えた方法なんて役に立たないのでは…」と考えてしまうのが当たり前になってしまいます。
消極的になることで、本来プラスに向かうはずだった評価や成果の機会を損失してしまいかねません。
ミスを重ねてしまう悪循環に陥りる
萎縮してしまうことで、ミスが増えていく状況になる場合があります。
失敗をしたことに対して、反省するよりも落ち込んでしまって仕事に対しての気持ちが後ろ向きになっていまいます。
落ち込んだ気持ちのまま、中途半端に仕事を進めることで、さらにミスが発生してしまった経験がある方も多いでしょう。
イライラする感情も芽生えてしまい、全く関係のない人にそっけない態度を取り不快にさせてしまうという可能性もあります。
萎縮することで、気持ちが落ち込み、更なるミスを呼び込んでしまうという悪循環に陥る危険性があります。
萎縮してしまう場合の3つの克服方法
まずは、元気よく挨拶してみる
一番効果的な方法として私が取り入れたのは「自ら元気よく挨拶を行う」という方法です。
頭を使う必要もないですし、何一つデメリットの無い克服法だと感じています。
萎縮してしまい声をかけづらいと感じる中で、無意識のうちに、基本的な挨拶さえ疎かになっていませんでしょうか。
基本に立ち返り、
- 笑顔を作り
- 相手の顔を見て
- 軽く頭を下げて
- はっきりと「おはようございます」と伝える
たったこれだけのことで、受け取る側の自分への印象がガラッと変わります。
元気よく挨拶をされてイヤな気持ちになる人はいませんよね。
苦手意識を持っている人にこそ、朝に顔を合わせた時はしっかりと自分から挨拶を行うようにしてみましょう。
どんなに偉い人でも自分と変わらない人間だという意識を持つ
上司であっても自分と同じ「人間」だという気持ちを持つことも克服方法の一つです。
もちろん、気を遣わないという意味ではありません。
長年の経験や、苦しみながらも培ってきたノウハウなど、その上司の背景はしっかりと尊敬すべき点として見るようにしましょう。
その上で、仕事の能力などの根本的な部分は自分とさほど変わらないと考えることも必要です。
気づかぬうちに、『偉い人=自分なんかが関わるレベルの相手ではない』という先入観を抱いてしまいがち。
係長、課長、社長だろうと、役職が違うだけです。
どれだけ偉い人でも自分と変わらない人間であると考えることで、過度に臆病になる必要はないと思えるようになるはずです。
自分がやっている仕事に自信を持つ
仕事に対して自信を持つことも萎縮を克服するために有効な考え方です。
今取り組んでいる業務が、職場にどのような影響を及ぼすのか、成果を上げることで何のために役立つのかを改めて考えてみましょう。
明確な理由を自分の中で落とし込むことによって、堂々と仕事に望むことができます。
「自分は正しいことをしている、会社のためになることをしている」と意識するのです。
結果的に、上司や先輩に対して自信を持って相談したり報告をすることができるはずです。
自分の中で納得のいく形で仕事を進めることで、指摘をされたとしても、落ち込むよりも改善点として捉えるようになります。
仕事を的確にこなしているのであれば、萎縮する必要はありません。
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると、以下の通りになります。
- 偉い人=話しかけづらいという先入観がある
- 怒られるのではないかと不安になる
- 感情の起伏が激しい
- 報告・連絡・相談が不足する
- 積極的に仕事に望めない
- ミスを重ねてしまう悪循環に陥りる
- まずは、元気よく挨拶してみる
- どんなに偉い人でも自分と変わらない人間だという意識を持つ
- 自分がやっている仕事に自信を持つ
真面目で責任感がある人ほど陥りやすい、「上司に対して萎縮してしまう」という感覚。
完璧な成果出ないと、認めてもらえない、間違っている点を指摘をされてしまうと不安になることでしょう。
責任感が強いことや、真面目に仕事に取り組める姿勢はとても評価できます。
しかし、萎縮してしまうことで折角の良い仕事が相手に伝わらなくなってしまいます。
ぜひ、今回の記事を参考にして、自分の仕事に自信を持って、余計な先入観を捨て去り上司や先輩と関わるようにしてみましょう。
一生懸命取り組んでいるのであれば、きっと今よりも良い評価や印象を与えることができるはずです。
以上、今回の内容が少しでもみなさんのお力になれたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!