- 職場でいじめを受けていると感じる
- 嫌がらせを受けて精神的につらい
- どうしたらいいのか分からない
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- よくある職場内でのいじめとは?
- なぜ、いじめの対象となるのか?いじめられやすい人の特徴
- いじめられた時はどうするべき?対処法「5選」
どんな理由があっても、いじめが許される理由にはなりません。
しかし、現実問題、理不尽な仕打ちを受けて嫌な気分になることもあるでしょう。
環境を改善するには、職場内でよく起こるいじめのパターンと、対象になってしまいがちな人の特徴を理解することが重要です。
その上で、しっかりと対策して良い職場環境で、ストレスを抱えずに働けるようにしていきましょう!
よくある職場内でのいじめ
悪い噂や陰口を叩かれる
職場の中には、人の悪いところを会話のネタにする方がいます。
その話が、他の人を経由して自分の耳に入ることで非常に不快な思いをします。
- 勤務態度が悪い
- 言葉遣いが荒い
- 態度が偉そう
喋っている本人は軽く考えているかもしれませんが、受け取る側にとっては傷つく原因となります。
必要以上の叱責
叱責の度合いにおいても、受け取り側次第でいじめと感じるでしょう。
- 大きな声で怒鳴る
- 物音を立てる
- 人が見ているところで怒る
人間ですから、誰しも失敗や間違いは起こすもの。
その点においては、反省し次回に繋げる姿勢が大切です。
ただし、過度な叱責は相手を萎縮させてしまうため、反省を促すよりもメンタルを落ち込ませる原因になります。
結果、仕事のモチベーションが低下することに繋がってしまいます。
冷たい態度、無視される
話しかけても冷たい態度を取られたり、返答がもらえない状況も精神的苦痛を感じる要因となりえます。
正常なコミュニケーションが図れないと、業務も円滑に進めることができません。
また、繰り返されることで、孤立感が増し、話しかけづらい状況が出来上がってしまう悪循環に陥ることになってしまいます。
責任を押し付けられる
トラブルが発生した際に責任を押し付けれてしまうパターンです。
自分のミスではないはずなのに、いつの間にか濡れ衣を着せられ責任を負わさてしまうことがあります。
ミスが起こった状況を周りも認識していれば、避けることができます。
しかし、時と場合によっては失敗の結果だけ見られてしまうため、自分の評価だけを落とされることになるでしょう。
無茶な要求をされる
どう考えても達成できない業務を押し付けられる場合もあります。
- 一日で終わらせることが無理な量の仕事
- 終業時間後の過度な業務の依頼
- 誰もやりたがらない仕事の押し付け
仕事の依頼なので断るわけにもいかず、完遂させなければないらないプレッシャーや処理するための長時間に渡る残業で、精神的にも肉体的にも強い苦痛を感じます。
なぜ、いじめの対象となるのか?いじめられやすい人の特徴
強い自己主張、こだわりを持っている
自分の意志を強く持つこと自体は悪くはありません。
しかし、あまりにも強い主張を発信しすぎると周りから浮いてしまいます。
自身の中では普通と思っていても、周囲からは「少し変わっているこだわりがある人」と見られてしまう可能性があります。
気が弱く、仕事を断ることができない
「あの人には何をお願いしても問題ない」と思われてしまっているかもしれません。
受け取る側も認識している場合が多いのではないでしょうか。
仕事を断ってしまうと「使えないやつ」と思われてしまうのではないかと不安があるため、NOと言えなくなってしまいます。
結果、やりたくない仕事を押し付けられて疲弊する原因になります。
極端にミスが多い、仕事の進みが遅い
1度や2度のミスであれば問題ありません。
ただ、苦手な分野では何度も同じミスをしてしまう、仕事がなかなか終わらないこともあるでしょう。
周囲から「なんでこんな事も出来ないのか」だとか、「あの人にお願いするとトラブルのもとになる」と思われてしまいます。
失敗が続くと、同僚や上司がフォローするはめになり、足手まといと思われてしまっているのかもしれません。
態度や言葉遣いが良くない
普通にしているつもりでも周囲の人からは
- 自分は仕事ができるという雰囲気をだしている
- ちゃんとした敬語が使えない
- いつも上から目線で話してくる
と感じ取られてしまっていることがあります。
話を聞くときに腕組をしながら聞く、〇〇っすねを敬語や丁寧語と勘違いしている、自分の方が専門的な知識を有していると考えてしまっていることが考えられます。
本人は普通の態度だと考えてしまっている場合が多く、自覚がないこともあります。
いじめられた時はどうするべき?対処法「5選」
自分の態度や行動を客観的に見直す
自分が周りからどう見られているのか、客観的に判断してみましょう。
話を聞くときの態度、丁寧な言葉遣い、知識でマウントを取ろうとしていないか改善していくのがオススメです。
相手に対して、常に謙虚な姿勢を心がけて接するだけで、自然と周りからの見方が変わってきます。
考えや行動に自信を持つ
気が弱いと感じているのであれば、自分の考えや行動に自信を持ってください。
また、業務のキャパが自分の能力に見合っているのかを考え、仕事を依頼されても明確な理由をもって断ることも必要です。
正当な理由があれば、仕事を断ることは何も問題はありません。
自分の時間を安売りせずに、自信をもって業務に取り組みましょう。
仕事の締め切りに余裕を持つ
仕事が遅く、ミスが多発するのであれば業務スケジュールを見直してください。
締め切り日が定まっているのであれば自分の想定よりも早い段階から準備・実行するようにしてみるのです。
締め切り日が決まっていないのであれば、面倒であっても後回しにせずに依頼された瞬間に取りかかります。
時間に余裕があることで、テンパらずに自分のペースを保ちながら、チェック作業の時間も確保しつつ仕事を進めることができます。
結果、ミスや納期に間に合わないというトラブルを未然に防ぐことが可能です。
証拠を明確に残しておく
過度な叱責、理不尽な仕打ちを受けているのであれば証拠を残すようにしましょう。
特にメールの文面は形に残りますので、削除せずに記録として保管しておくことができるはずです。
口頭でのいじめや嫌がらせにおいては、言った言わないの水掛論を防ぐためにも録音しておくのが効果的。
証拠を明確に残しておくことで、誰かに相談する際に間違いなく伝えることができます。
社内・社外の相談窓口を利用する
被害にあってしまって辛い状況が続くのであれば、積極的に相談窓口を利用しましょう。
職場でのいじめ問題は社会現象になっており、各事業所には社内の相談窓口を設置することが義務付けられています。
ハラスメント対策の一環ですので秘密は守られた上で、状況を認識していない上司へ実態が報告されれば何かしらの対策を講じてもらえる可能性があります。
また、どうしても社内の人が信用できないのであれば、総合労働相談コーナーを利用するのも手です。
厚生労働省が運営している公的な機関です。
いじめ、嫌がらせ、パワハラなどあらゆる分野の労働問題を対象としています。
無料で活用できますので、一人で抱え込まずにまずは相談をしてみましょう、
過度なストレスを抱えないようにするために
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると以下の通りとなります。
- 悪い噂や陰口を叩かれる
- 必要以上の叱責
- 冷たい態度、無視される
- 責任を押し付けられる
- 無茶な要求をされる
- 強い自己主張、こだわりを持っている
- 気が弱く、仕事を断ることができない
- 極端にミスが多い・仕事の進みが遅い
- 態度や言葉遣いが良くない
- 自分の態度や行動を客観的に見直す
- 考えや行動に自信を持つ
- 仕事の締め切りに余裕を持つ
- 証拠を明確に残しておく
- 社内・社外の相談窓口を利用する
嫌がらせやいじめを受けてしまうことで、職場に居づらく精神的にも強い苦痛を感じる事でしょう。
いじめは絶対に許されるものではありませんが、実態としては多くの方が被害を受けています。
そんな時は、本記事の内容を思い出してみて改善に向けて行動を起こしてみましょう。
1人で抱えまずに、誰かに相談をするのが一番おすすめです。
いじめを相談するのは、決して恥ずかしいことではありません。
最初は少しだけ勇気がいるかもしれませんが、相談することで解決に繋がったり、精神的にも楽になるなど多くのメリットがあります。
今の環境を少しずつでも改善していき、過度なストレスを溜めない働き方を見つけていきましょう!
以上、本記事の内容が少しでも皆さんのお力になれたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!