- 協力して効率的に仕事を進めたい
- どのような意識で仕事をすれば周囲と協力できるんだろう
- 自分には周りを動かす才能やセンスがない…
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- 助け合うことでたくさんのメリットがあります!
- 周囲の人やチームで仕事を進めるために重要なこと「3選」
- 周囲の人を動かすにはやっぱり才能が必要?
同僚やチームで協力することが大切なのは分かっているけど、協力できている実感がない方も少なくないでしょう。
周囲の人とうまく連携することで、今よりも仕事を早く終わらせることができたり、働きやすい職場環境を作ることが可能です。
そのためには、意識したいポイントがあります。
今回の内容を取り入れてみて、仕事を効率的に進めてみてくださいね。
助け合うことでたくさんのメリットがあります!
ひとりでは達成困難な大きな目標に取り組める
ひとりで達成できる仕事には限界があります。
時間的は等しく有限ですし、肉体的な疲労を感じることもあるでしょう。
そんな時に、周囲の人と協力することにより、ひとりでは時間的に間に合わない業務や、ハードな仕事でもこなすことができます。
また、大きなプロジェクトに臨む時には、各自の得意分野を活かすことで、仕事の質を向上させることもできます。
個人では完遂が難しいことでも、複数人の力をあわせることで、効率的に大きな仕事に取り組めるようになります。
生産性が上がり、残業時間を減らすことができる
周囲の同僚と協力することで、残業時間を減らすことも可能です。
担当している業務によって、繁忙期が異なる場合があるでしょう。
お互いに助け合うことで、業務量が分散し過度な仕事の偏りを防ぐことができます。
結果、ひとつひとつの仕事も丁寧になるため生産性が向上する側面も大きなメリットです。
人間関係が良くなり、ストレスフリーに働ける
協力体制が当たり前になってくることで、自然とチーム内の雰囲気がよくなります。
仕事の悩みとして一番多い問題が「職場の人間関係」と言われていますし、感じている方も多いのではないでしょうか。
人間関係に悩む理由はさまざまですが、改善策の一つとして「積極的に助け合う意識を持って仕事に臨む」ことを試してみてもいいかもしれません。
自分の仕事に協力してもらったから今度は自分が力になってあげよう、という気持ちが湧き、チーム全体でもそのような意識が芽生えるかもしれません。
すると、コミュニケーションをとる機会も増え、相手の良いところもたくさん見えてきます。
仕事において、助けいあい協力する最大のメリットが「良好な人間関係の構築」にあるのだと、私は思います。
周囲の人やチームで仕事を進めるために重要なこと「3選」
情報を抱えず共有する
共有すべき情報は積極的に全体へ開示するようにしてください。
私の職場でも「自分が一番詳しいから頼ってほしい」という考えから、情報を共有しない人がいます。
本人の承認欲求は満たされるかもしれませんが、周りの人にとっては迷惑なだけです。
どう考えても、専門性を必要としない業務であれば、複数人で対応した方が効率よく仕事を回すことが可能です。
もし、抱え込んでしまっている情報やノウハウ、業務のやり方があるのであれば周囲にも伝えるようにしましょう。
すると、自分の時間にも余裕がでてきて、メンタル的にも楽に働くことができるはずです。
事前に根回しをしておく
根回しとと聞くと悪いイメージを持つ方もいるかもしれません。
ただ、ここでいう「根回し」とは、事前にある程度の内容を理解しておいてもらうということです。
贔屓をしたり、媚を売っておくことではありません。
例えば、チームで役割分担を割り振るの会議を開くとして、
- Aさんには、○○の業務
- Bさんには、△△の業務
- Cさんには、××の業務
予めA、B、Cさんにはどんな業務をお願いする予定でいるのかを会議前に伝えておくのです。
予め根回しをしておけば、業務の内容を説明する時間が省け、その分、不明な点や連携が必要な箇所の擦り合わせに時間を使えます。
チームで有意義な時間を共有するためにも、事前のちょっとした根回しをしておくことをおすすめします。
目標や目的を明確にして業務を分担する
効率よく協力して仕事を進めるには、明確な役割分担が必要です。
- 自分はどんな仕事をすればいいのか
- その結果、最終的な目標はどうなることなのか
この2点をはっきりさせるようにしましょう。
漠然とお願いした仕事には、必ずと言っていいほどミスや足りない箇所が出ます。
結局、自分が対応することになり協力するメリットが薄れてしまうでしょう。
そのためにも、目標や目的を明確にした上で業務を分担するようにしましょう。
協力者側も、しっかりとした目標があることで仕事の必要性を感じて、モチベーションを維持してもらいながら協力してもらえます。
周囲の人を動かすにはやっぱり才能が必要?
必要なのは「才能」ではない
私も少し前までは、集団をまとめ上げることができるのは一部の才能がある人だけだと思っていました。
自分はどちらかというと、人を引っ張っていく側の人間ではないと思い込んでいたのです。
しかし、勤務年数が経つにつれて立場も上がり、チームをまとめ上げる立場になります。
最初はあまり乗り気ではありませんでした。
しかし、慣れないながらも業務を進めていくうちに、「周囲と協力して業務を進めるには別に才能なんていらないのでは?」と感じるようになったのです。
「才能」よりも「相手の立場で考える力」が重要
先述の経験からわたしは、「相手の立場にどれだけ立って考え抜くことができるか」が一番重要だと感じました。
どう頑張ったところで、100%自分の思った通りに人を全体を動かすことはできないと考えています。
しかし、だからといって仕事が上手くいかないというわけではないのです。
それぞれの特徴を理解することで、100%以上の成果を上げることが可能ということに気づきました。
個々の能力を最大限に発揮してもらうためには、
- イヤイヤやらされている仕事になっていないか
- 不満点や疑問点はないか
- 最終的な目標を的確に捉えているのか
など、協力してもらっている人が仕事に対してどのように感じているのかを考えることが必要なのです。
周りを巻き込んで協力して助け合いながら、仕事の成果を上げるためには、才能なんかよりも、相手の立場に立ってみてることの方がよっぽど重要です。
ちょっとしたテクニックを使ってみよう
相手の立場に立つ事の延長になりますが、自分だったらどのような状況だと仕事のモチベーションが高まるのか、という視点も大切だと思います。
- 〇〇さんにいると本当に助かると言葉に出して伝える
- ちょっとしたお菓子を1つ渡してお礼
- 〇〇さんにしかできないと頼る
このような言葉をかけてもらえたり、気遣いのある行動をとってもらえると、嬉しいと感じるものです。
自分は、この仕事に必要とされている、だから頑張ろうという気持ちが湧いてくる人も多いのではないでしょうか。
自分がされると気持ちよく仕事に臨めるような言葉や行動をとる、というテクニックを使ってみるのも周囲の人の積極的な協力を得るために有効な手段だと考えます。
協力して今より効率的に仕事を終わらせてしまいましょう!
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると、以下の通りとなります。
- ひとりでは達成困難な大きな目標に取り組める
- 生産性が上がり、残業時間を減らすことができる
- 人間関係が良くなり、ストレスフリーに働ける
- 情報を抱えず共有する
- 事前に根回しをしておく
- 役割を明確にして業務を分担する
- 必要なのは「才能」ではない
- 「才能」よりも「相手の立場で考える力」が重要
- ちょっとしたテクニックを使ってみよう
他の人と協力して仕事を進めるのが苦手だと感じている人は少なくありません。
自分でやった方が早いとか、なんだか頼みづらい、全体をまとめ上げる自信がないなど、原因はさまざまです。
ただ、みんなで協力することの重要性が理解できていないわけではないはずです。
もし、チームの同僚と上手く助け合いながら仕事をできていないと感じるのであれば、今回の内容を参考にして取り入れてみてください。
きっと、今よりも効率よく仕事を回すことができるようになることで時間に余裕ができるはずです。
また、自然とコミュニケーションを撮る機会が増えるため、人間関係も改善して働きやすい環境を作ることができるでしょう。
ぜひ、実践の中で試してみてくださいね。
以上、今回の内容が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!