- 会社を休むことに罪悪感がある
- 自分が休むと周りに迷惑がかかるのではないか
- でも、やっぱり休みは欲しい
上記のような悩みに対して、今回は以下の内容をお伝えします。
- 仕事を休みづらい原因とは
- 会社を休んでも問題ないワケを理解しよう
- 休暇を取りやすくするための具体的な「3つ」の対策
職場で休みづらい雰囲気を感じている方も多いのではないでしょうか?
忙しそうに働いている人たちの中で、自ら手を挙げて休みますとは言いづらいものです。
しかし、やっぱり休暇をとり、心身のリフレッシュや仕事以外の用事を済ませたいもの。
今回は、なぜ休みづらくなってしまうのか、その理由と休みやすくするための具体的な対策をお伝えしたいと思います。
決して、休むことに対して負い目を感じる必要はありません。
積極的に休暇を取得して、前向きな気持ちで働けるように、ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。
仕事を休みづらい原因とは
周りの反感をかうのではないかと不安になる
周りがバタバタしている中、自分だけ休みを取ることで白い目で見られないか心配になってしまうという原因が挙げられます。
身体も心も疲れていても、「みんな頑張っているんだから、自分も頑張らないと」と考えてしまうことがあるでしょう。
周りの目を気にしてしまい、積極的に休みたいと言い出せない状況に陥ってしまいがちです。
休まずに働くことが「美徳」という勘違い
日本人は休まないで働き続けること=良いことという考え方が少なからず持っているものです。
一生懸命働くことは決して悪いことではありません。
ただ、一生懸命に働くことと、休まないことを混同して解釈してしまっている場合があります。
本来、一生懸命働いたことによって得られる結果に価値があるはず。
休暇をとらないことが偉いという先入観が仕事を休みづらくしている原因だと感じます。
忙しい状況が恒常化してしまっている
休みたくても休むことができない場合もあるでしょう。
日々、仕事に追われる状況が続いてしまうため業務が終わらず休暇を取得できないパターンです。
1つの仕事が終わったらすぐに次の仕事の締め切りが迫っている。その仕事を乗り切ってもまた次の仕事が…という「負のループ」に嵌ってしまいます。
一度陥ってしまうと、抜け出すことが難しくいつのまにか忙しいのが普通になってしまうので、休むことができなくなってしまいます。
会社を休んでも問題ないワケを理解しよう
上司目線に立って考えると休んでもらった方が良い
上司や先輩の立場からすると、休む時にはきちんと休んでもらったほうが逆に助かることがあります。
チームのマネージメントを任されている人からすると、休暇を取得しないで働き続けることで仕事の割り振りが上手くされていないとマイナス評価を受けることがあるのです。
また、部下の不平不満が溜まりチーム内の雰囲気が悪くなることで業務効率も落ちますし、最悪の場合、離職に繋がりかねないということもあるでしょう。
それであれば、積極的に休暇を取らせて良いパフォーマンスを発揮してもらった方がチームでの成果が上がり、マネージメント力も評価してもらえることになるのです。
数日休んだところで大した影響はない
あなた1人が数日休んだところで、会社やチームに大きな影響はありません。
休んではいけないという固定概念に縛られてしまうとなかなか気付けない場合があります。
想像してみれば簡単なのですが、2〜3日休んだところで会社は潰れません。あなたの生活が脅かされるような事態にはならないのです。
精々、他の方の仕事がほんのちょっと増えるだけ。
もし、同僚に負担をかけてしまったのであれば今度はあなたが相手のお仕事を手伝ってあげれば良いだけの話なのです。
お互いに助け合うために組織があります。
繰り返しになりますが、数日間休暇をとったところで大きなトラブルには発展しないという考えを持つようにしましょう。
周りはそんなに気にしていない
思っているよりも、周りはあなたが休むことに対してなんとも思っていません。
あなた自身思い返してみて欲しいのですが、直近2ヶ月間で誰がどれくらい休んだか覚えていますか?
よほど迷惑をかけられていない場合を除いて、覚えていないはずです。
あなたが休暇を取得した場合も同じことで、同僚はなんとも思いませんし、嫌な気持ちにもなりません。
周りから反感をかってしまう、白い目で見られてしまうなんていうのは、自分が勝手に張ってるレッテルにすぎないので、あまり気にしなくて良いのです。
休暇を取りやすくするための具体的な「3つ」の対策
普段から周りの仕事を手伝っておく
休みづらい大きな原因として、同僚にどう思われてしまうか不安だということが挙げられるとお話ししました。
それであれば、日頃から周りに気を遣い自分の評価を上げておくことで休みやすい環境を作り出すことをおすすめします。
実体験になりますが、私が連日の残業で疲れた表情をしていると、隣で一緒に働いている方から「いつも手伝ってくれてありがとうね。何かできることがあれば手伝うから遠慮せず休んで。」と促してもらった経験があります。
その方はどちらかというとパソコンの扱いが苦手で、データ集計や分析の業務を私にお願いすることが多々ありました。
特にその人の評価を上げようとは考えおらず、お願いされたから手伝っていただけだったのですが、思わぬところでお休みをいただくことができたのです。
その後も、それぞれ得意な分野を手分けすることでお互いに休暇を取れる関係性になりました。
ですので、もし休むこと対して周りに負い目を感じるのであれば、日頃から良い関係性を作るためにも積極的にお手伝いを申し出て助け合うようにしてはいかがでしょうか。
やるべきことをしっかり終わらせておく
仕事がきちんと終わっているのであれば、何の問題もなく休んでしまって構わないという考えを持つことも効果的です。
急ぎの業務があるわけではないけれども、他の人は休んでないから自分も出勤しようと考えないようにしてみてください。
休みやすくするコツとしては、各署に対して、自分の仕事が終わったことを伝えましょう。
「私の業務は終わりましたよ」と意思表示した上で、お休みを申し出れば上司も嫌な顔をせずに了承してくれるでしょう。
また、終わってない仕事を抱えたまま休みに入るよりも、やるべきことを終わらせて休みに入った方が、より質の良い休暇を過ごすことができるのでおすすめです。
木曜、金曜あたりに休みを入れる
土日が休みの方も多いかと思います。そんな方には、週末に休みを入れるというテクニックを試してみてください。
周りの方も、土曜日曜休むことで休み明けの月曜日には、あなたが週末お休みしていたことなんて覚えていないはずです。
スタートはみんなと同じ月曜日なので、何食わぬ顔で出勤できます。
連休にすることができるというメリットもありますので、一度試してみるのもありだと思います。
【まとめ】休みづらいと感じる先入観を捨てよう
いかがでしたでしょうか?
本記事の内容をまとめると、以下の通りです。
- 周りの反感をかうのではないかと不安になる
- 休まずに働くことが「美徳」という勘違い
- 忙しい状況が恒常化してしまっている
- 上司目線に立って考えると休んでもらった方が良い
- 数日休んだところで大した影響はない
- 周りはそんなに気にしていない
- 普段から周りの仕事を手伝っておく
- やるべきことをしっかり終わらせておく
- 木曜、金曜あたりに休みを入れる
仕事が休みづらいと感じるのはただの雰囲気です。
休みたいなんて言ったらなんか言われてしまうんじゃないかという先入観や、休まず働くことこそが良いことという固定概念は今すぐ捨てましょう。
数日休んだところで、大きな影響はないですし、疲れた体や、気持ちが乗らない仕事をしている方がよっぽど仕事効率が低下します。
休みたい時はしっかり休んで、常に良いパフォーマンスで仕事に臨むようにしてくださいね!
以上、この記事が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!