- 職場に苦手な上司がいる
- 極力避けたいけど、仕事をする上で距離をおくことができない
- 苦手な上司と上手くやっていくためにはどうしたらいいんだろう
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- 話したくないと感じる上司の特徴
- 苦手を克服するための「5つ」のポイント
- 上司と話したくない時の対処法
「この上司とはできるだけ関わりたくない…」と感じたことはありませんか?
しかし、仕事をしていく上で、関わらなくてはいけないこともあるでしょう。
極力余計なストレスを抱えないためにも、苦手意識を取り去ることが大切です。
今回は、話したくない上司、苦手な上司と関わるときのポイントをご紹介します。
なぜ、「話したくないと感じてしまう」のか、原因と対処法も併せて解説します。
上司との関係性に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
話したくないと感じる上司の特徴
役職などの立場が高い人
自分より立場が高すぎる場合に話したくないと感じることがあるのではないでしょうか?
印象や評価が気になってしまうため「話したくない」と感じてしまいます。
また、緊張するため咄嗟にその場で考えた的外れな意見を出してしまったり、あいまいな返事をしてしまうこともあるでしょう。
相手の役職や地位が高いことで、プレッシャーに感じてしまう場合があります。
過去に怒られたことがある人
過去のトラウマが原因となっていることもあるでしょう。
ミスやトラブルを起こしてしまい叱責された経験を思い出してしまうため、「話したくない」ということに繋がります。
また同じ失敗をしたら怒られると考え、極力接触を避けたいという感情が湧いてくることでしょう。
一度あった嫌なことが頭から離れず、関わりたくないと感じてしまいます。
生理的に受けつけない人
明確な理由を説明できるわけではなく、なんとなく接しづらいと感じる人も話したくない人に当てはまります。
声のトーンや、表情、仕草、感情の起伏などさまざまな要因が考えられます。
本能的に「この人は生理的に受けつけない」と感じ接触することにストレスを感じてしまいます。
面倒な仕事を振ってくる人
ことあるごとに仕事を押し付けてくるため、極力避けたいと感じる場合もあるかもしれません。
しかも、誰でもできるような仕事にもかかわらず、面倒だからという理由が見え隠れする業務を押し付けてくる傾向があります。
部下としては、上司からの指示のため、断るわけにもいきません。
自分も手が空いているわけでもないため、余計な仕事を増やしたくないと考え、できるだけ近寄りたくないという心理が働くことでしょう。
嫌味を言ってくる人
直接的な叱責ではないにしても、嫌味を言ってくる上司とは喋りたくないと感じることでしょう。
自分に対して発している言葉ではなくても、マイナスな印象を与える発言は聞いていて気持ちの良いものではありません。
相手が上司ということもあり、無視することができず、愚痴や悪口に付き合わされてしまうことも。
ネガティブな会話をされてしまうと聞いている方も嫌気がさしてくるものです。
小言が多い、常に職場の不満を発信している上司とはできるだけ話したくないと感じます。
話したくない上司と関わる時の「5つ」のポイント
最低限の礼儀だけは守る
社会人として最低限のマナーや礼儀を守るようにすれば基本的には問題ありません。
一定の距離を保ち、ストレスの感じない距離感で仕事を進めるのが良いでしょう。
この辺りを注意しておけば悪い印象を与えることはありません。
仕事をしていく上で必要なところにだけ気を使うことで、余計な配慮は不要になります。
苦手意識を一度白紙に戻す
過去にどのようなことがあったとしても、一度リセットして接してみる対処法も有効です。
苦手と感じる感情を上手くコントロールすることができれば、関わることに苦痛を感じにくくなります。
過去に失敗して怒られたとしても、あくまで「昔の話」です。
以前のトラウマやミスを引きずらずらないように意識しましょう。
苦手というバイアスをかけず、フラットな状態で接してみることで、意外となんともない人と感じることができる場合があります。
目の前の仕事に集中する
淡々と自分の仕事に集中するというのも対処法の一つでしょう。
上司の評価を気にするのではなく、いかに質の良い仕事にするかという点に焦点を当てて業務に取り組むのです。
- 早めに業務を完了させる
- 今より良い資料を作り上げる
- 間違いのない正確な成果物を完成させる
上司の顔色を伺って仕事をするよりも、自分の仕事を淡々とこなすことで、有意義な時間を過ごすことができるはずです。
仕事に不要な話は聞き流す
愚痴や悪口など業務に関係のない話は真剣に聞かないようにしましょう。
適度な愛想笑いと相槌だけして、「話を聞いていますよ」という姿勢だけとるようにしてみてください。
ある程度話し終えれば相手はスッキリして解放されるはずです。
真面目に聞いていると、こちらもネガティブな感情になりかねません。
話を聞いている間は、「はいはい、また始まりました」くらいの軽い気持ちでやりすごしてしまいましょう。
いらぬところで変な気遣いをしないことで、余計なストレスを感じずにすみます。
逆に寄り添ってみて良いところを探す
しっかりと腰を据えて話してみると、意外と相手の良いところが見えてくることがあります。
私の経験上、生理的にうけつけないと感じている人に対して有効だと感じています。
自分の思い込みで「この人は苦手」と感じているだけかもしれません。
相手と向き合うことで良いところが見えてくることがあります。
一度良い印象をもつと、良好な関係を築くことができるため、腰を据えて話してみることをおすすめします。
上司と話したくない時の対処法「3選」
信頼できる同僚や先輩を頼る
身近な話しやすい同僚や先輩にお願いしみてるのがオススメです。
職場の中には、とてもコミュニケーションが上手でどんな人に対しても絶妙な立ち回りができる方がひとりはいるはずです。
話が得意な人を頼ることで、接触の機会を減らすことができるでしょう。
例えば、
上記のような方を頼り、一緒に話に行ってもらう、代わりに用件を伝えてもらうようにすれば会話の頻度を減らすことが可能です。
どうしても話すのがイヤだと感じるのであれば、周りの協力を得るのも手です。
メールを活用する
緊張して話がまとまらないのであれば、メールを活用するのもアリでしょう。
自分が伝えたいことを時間をかけてまとめる時間がとれるので、適切にコミュニケーションを図ることができます。
ただ、注意点として急ぎの用事では控えた方がよい方法でもあります。
メールですと、いつ確認してもらえるかわからないため、すぐに回答が欲しいような案件の場合、自分自身が困る原因になります。
あくまで2~3日くらい余裕がある業務に対して使う方法ということを頭に入れておきましょう。
急用ではない用事であれば、伝えたいことを正確にまとめられるメールでの相談や報告がおすすめです。
自分の気持ちをうまくコントロールしてストレスを減らしましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると以下の通りとなります。
- 立場が高い人
- 過去に怒られたことがある人
- 生理的に受けつけない人
- 面倒な仕事を振ってくる人
- 嫌味を言ってくる人
- 最低限の礼儀だけは守る
- 苦手意識を一度白紙に戻す
- 目の前の仕事に集中する
- 仕事に不要な話は聞き流す
- 逆に寄り添ってみて良いところを探す
- 信頼できる同僚や先輩を頼る
- メールを活用する
職場にはいろいろなタイプの上司がいます。
関わりやすい人もいれば、顔を見たくないほど話したくないと感じてしまう方もいるかもしれません。
少しでもストレスやプレッシャーを減らすためには相手がどんな人なのかを見極めて、今回ご紹介したポイントをおさえて関わることで、苦手意識が和らぐかもしれません。
どうしても話したくないと感じてしまうときは、信頼できる同僚、先輩、別の上司を頼るなど少し工夫をしてみるのもよいでしょう。
他人の考え方を変えるのは難しいですが、自分の考え方はある程度コントロールできるはずです。
ぜひ、今回の内容を参考にして自身の働き方に取り入れられる部分があれば試してみてくださいね。
以上、本記事の内容が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!