- どうすれば、仕事を振ってもらえるのか
- 先輩や上司への声の掛け方
- 仕事を貰えたら意識すること
仕事中に暇だと、時間が経つのが遅く感じますよね。
忙しすぎても大変ですが、適度に集中をして仕事をしていた方が充実感を感じます。
今回の記事では、仕事がなくて辛いと思っている新入職員の皆さんへ向けて、どう行動するのがベストなのかをお伝えしたいと思います。
どうやって仕事を振ってもらうのか
最初のうちは、経験がないためどんな仕事に手をつけていいのか分からない状態です。
オススメの方法は、一番近くの先輩に「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけてみましょう。
自分から積極的に声をかけることで、仕事をもらえることがあります。
もちろん、経験が浅いうちはチェック作業や書類の整理など簡単な仕事だけです。
それは当然のことで、新人時代は、知識やスキルが実践レベルに達していません。
しかし、チェック作業や書類整理を通じて、「この仕事はこうやって進めているんだ」と意識しながら業務をこなしてください。
きちんと意識して仕事を進めていくと、少しずつ知識が増えていきますよ。
忙しそうで声をかけにくい…
周りが忙しそうに働いているのに、手を止めさせてしまうのは申し訳ない、と感じることもあるかもしれません。
しかし、先輩の立場になってみると、まったく問題ないことが理解できます。
積極的に手伝ってくれようとしてくれる後輩は、迷惑どころか良い印象を与えます。
逆に、みんな忙しそうにしてるのに、手伝います!の一言もない子の方が、印象は良くないです。
たとえ、知識やスキルがなくても、自ら仕事を手伝うなど、行動しようとしている姿勢こそが大切なのです。
他にもメリットがあります。
それは、先輩とのコミュニケーションにも繋がるという点です。
社内で良い人間関係を作っていくのは、絶対必要になります。
いきなり雑談っていうのも、ハードルが高いですよね。
仕事の内容を共通の話題として利用してしまう方法がとても便利なのです。
勇気を出して声をかけてみましょう。
仕事をもらえなかった場合でも、その行動はプラスに働く
声をかけたからといっても、必ず仕事を振ってもらえるとも限りません。
先輩自身、急ぎの業務を対応をしている場合、教える時間がない時だってあります。
仕事を振ってもらえなかったときは、「何かお手伝いできることがあれば、いつでも言ってください」と言っておきましょう。
声をかけておくことで、先輩は「ここまで進んだら内容に間違いがないかチェックしてもらおう」とか「そういえば、手が空いてるって言ってたらこの書類の整理をしてもらおうかな」など、考えてくれて、後に先輩側からも仕事をお願いしやすい環境を作り出すことができます。
そのため、今は仕事がもらえなくとも、自ら声をかけたという行動は、のちのちプラスに働くのです。
それでも仕事がもらえなかったときは
チームリーダーが仕事を振ってくれる理由
係長や課長などチームリーダーとして大きな仕事の一つに、チームをまとめ円滑に仕事を進めるという点が挙げられます。
チームのマネージメントですね。
効率的に業務の成果が出せれば、会社の利益が上がります。
どうしたら、チーム全体の仕事効率があがるのか。
それは、チームメンバー、一人一人の成長が必要不可欠なのです。
『個人の成長』と『チームの成長』はイコール
例えば、今忙しそうにしている先輩も、今後キャリアアップしてポジションが変わるはずです。
先輩が偉くなり別の業務にあたる時、今やっている仕事を代わりに実行する人材が必要になります。
その時に、あなたが成長していれば安心して業務を引き継げますよね。
先輩は新しい仕事にもチャレンジできて、チームとしても対応できる仕事の幅が広がります。
あなたが成長することで、先輩も成長することができ、最終的にはチームが成長することに繋がるのです。
ですので、あなたの成長はチームの成長に不可欠です。
上司はいち早くあなたに戦力になってもらうために、少しずつ仕事を振ってくれます。
仕事を振ってもらえたら意識したいこと
仕事を振ってもらっても、ただ漠然と作業をこなすだけではもったいないです。
なぜなら、与えられた仕事は必ず何かに繋がっています。
なので、自分が成長するためにも「なんでこの仕事が必要なんだろう」と考えながら取り組んでみてください。
今は「点」でしか見えていないかもしれませんが、いくつか仕事に取り組んでいくと、いつか「線」となって繋がり、仕事の全体像が徐々に見えてきます。
そうすると、必要な仕事は何かを自分で考えることができますし、自ら行動することができます。
また、経験が増えることで新しいアイディアも浮かんでくることも。
自分なりに考えて仕事にあたることで、成長し続けることができます。
是非「何故、今の仕事が必要なのか」を自分で考えながら仕事をしてみてください。
仕事を振ってもらえた時に「やってはいけない行動」
改善して仕事の効率があがるのであれば、職場にとっても良いことに間違いはありません。
ただ、そう単純なものではないのです。
先輩や上司も、過去に同じような仕事をやってきています。
同様の仕事をしてきた先輩や上司は、苦労して乗り越えてきた経験があるかもしれません。
同じ人間ですから、やっぱりプライドって少なからずあるものです。
だから、まずは教えてもらった通りに仕事を終わらせてみましょう。
そうすることで、大変な部分を共感することができます。
困った点、大変だった点の経験をもとに、次回また同じ仕事を振られたときに、前回大変だった部分を共有しながら相談して改善する方が良いです。
そうすることで、良い人間関係を築きながら、業務の効率も上げることができます。
最終目標は「仕事を振ってもらう」ではなく「安心して仕事を任せられる存在」になろう!
いかがでしたでしょうか。今回の内容をまとめると以下の通りとなります。
- 暇なときは自分から「何かお手伝いできることはありますか?」と積極的に仕事をもらいに行こう!
- 仕事がもらえなくても「何かあったらいつでも言ってください」と声をかけておこう!
- 手が空いているなら、チームリーダーに声をかけよう!
あなたの成長がチームの成長に繋がる! - 「なんで今の仕事が必要なのか」を意識して仕事しよう!
- 改善点が見つかっても勝手にやり方を変えずに、まずは教えられた通りに仕事をしよう!
仕事を振ってもらえないときは、『指示を待つ』のではなく、『自ら先輩や上司に声をかけて仕事をもらいにいく』のが一番重要です。
知識やスキルはなくても、会社や職場のために行動している姿勢が周りに評価されます。
仕事を任されたら、あとは素直に一生懸命取り組みましょう。
成長すると、対応できる仕事の幅も増えますので、安心して仕事を任せられる存在になるはずです。
今回の記事が、新人の皆さんの役に少しでも立ってくれれば、とても嬉しく思います。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!