- 仕事がうまくいかなくて自信がなくなる。
- ミスが多くて怒られてばかり。
- 気分が落ち込み仕事のモチベーションが上がらない
上記のような悩みに対して、本記事では以下の内容をお伝えします。
- 自信を喪失してしまう原因
- 自信喪失から回復する「3つ」の方法
- 失敗しても落ち込まない考え方
仕事が上手くいかない状況が続くと、自分自身の能力が足りないと自信を失ってしまうという方も少なくないのではないでしょうか。
人には向き不向きは当然ありますが、自信を喪失してしまうと本来発揮できている力を十分に出せなくなってしまっている場合があります。
気持ちが落ち込んだ時は、しっかりと原因を把握して、対処していくことが大切です。
もし、メンタル的に落ち込んでいるのであれば、本記事を参考に「自信喪失から回復する方法」と「失敗しても落ち込まない考え方」を参考にしてください。
少しでも気が楽になり、「もう少しだけ頑張ってみよう」と思ってもらえればうれしく思います。
自信を喪失してしまう原因
他人と比べてしまっている
自信を失ってしまう大きな原因として「他人と比較してしまっている」ということが挙げられます。
仕事が早い人と比べて、自分の進捗状況が芳しくないことで「自分は仕事が遅い」と考えてしまうためです。
このように比較対象がいることで、仕事の出来に差があると感じてしまうことになります。
ミスを連発してしまった
仕事を進めていく上で、失敗が重なってしまうと自信を失うことに繋がります。
原因は様々ですが、仕事が上手くいかず叱責されたり、他者に迷惑をかけてしまう事態が発生すると失敗したと感じることでしょう。
さらに、失敗が積み重なることで何をやってもダメと感じてしまい気持ちが落ち込む原因となってしまいます。
上司や先輩、クライアントからのトゲのある言葉
関わりのある人から厳しい言葉をぶつけられた時も自信を失う原因となるでしょう。
叱責の内容がいくら正しくでも、受け取り側の気持ちを配慮しない発言は人を傷つけてしまう危険性があります。
特にメールの文面などは、相手の表情や口調が読み取れないため、キツイ言葉になりがちです。
仕事上、嫌でもメールは確認する必要がありますので、その度に嫌な気持ちになってしまいます。
反省しなければいけないとは分かっていても、マイナスな言葉や文面を突きつけられてしまうとメンタルが落ち込んでしまいがちです。
自信喪失から回復する「3つ」の方法
仕事の進捗よりも自分のメンタルを優先する
まずは、自分の心を優先して回復させることに努めましょう。
気持ちを落ち着かせることで、普段出せていたパフォーマンスを取り戻してあげることが大切です。
一度、自信を失ってしまうとマイナスな感情が優先されてしまうため、焦りやモチベーションの低下を引き起こしてしまいます。
焦って対応した仕事は、さらにミスを呼ぶ原因になりかねません。
一度、作業を中断して、少しの間、気持ちを落ち着けるよう深呼吸を行ったり、甘いものや美味しい飲み物を飲んでみましょう。
リラックスに専念することで、気持ちを切り替えましょう。
前向きに仕事に臨んだほうが良い結果が出る場合が多いです。
自信を失ったら、一旦、休憩を挟みメンタル回復に努めるようにしてください。
しっかり食事を摂り、睡眠時間を確保する
生活習慣を整えることも自信の回復に繋がります。
自信を失ってしまうことで、食欲が湧かなくなり、余計なことを考えて充分な睡眠が取れなくなる可能性があります。
このような環境が続いてしまうと、体調不良に繋がる危険性があります。
一向に回復に向かわない負のスパイラルにハマってしまうのです。
元気のない時にこそ、以下の点を強く意識してみましょう。
特に私は睡眠は最重要だと考えています。
たとえ寝付けなくても、
これらを意識するだけで案外眠れるものです。
自信喪失は、身体にも悪影響を与えかねません。
元気な状態を作るためにも生活習慣を整えるようにしてみてください。
1人で抱え込まずに、相談しやすい人に話す
極度に自信を喪失してしまうと、気付かぬうちに1人で抱え込んでしまいがちです。
怒られたことによって、萎縮してしまい視野が狭くなってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、近くの同僚や家族など相談できる人がいれば、今の自分の状況を伝えてみることもおすすめです。
相談できる相手がいないのであれば、今の時代インターネットや電話で無料で使える「仕事の悩み相談窓口」があります。
誰かに相談するのには、少し勇気がいります。
私もコミュニケーションが苦手なタイプの人間です。自分から日常の雑談を振るなんてことはほとんどできません。
しかし、仕事は誰よりも真面目に取り組んでいる自負はあります。
そのような方も多いのではないでしょうか。
勇気を持って相談してみると、意外と周囲は一生懸命取り組んでいる姿をみてくれているものです。
ありがたいことに、私の場合は勇気を出して相談してみたところ、コミュニケーションが上手な方が周りにもヘルプの声をかけてくれました。
多くの人が集まり私の業務を全員で手伝ってくれた経験があります。
勇気を振り絞って相談することで、今まで気づけなかった周囲の優しさに触れることができたのです。
本当に困ってしまったら、1人で塞ぎ込まずに少しだけ勇気を出して相談をしてみるようにしてください。
きっと、手助けをしてくれる人や自分では気づけなかったことをアドバイスしてくれる人がいるはずです。
失敗しても落ち込まない考え方
自分が納得できればOK
他者と比較するから、自信喪失に繋がるのであれば最初から比較をしなければ良いという考え方です。
たとえ自分より業務が早い人がいたり、優れた仕事をする人がいても、他人は他人。
自分がどれだけしっかりと仕事に取り組めたのかを評価するのです。
- 前回よりもスムーズに対応することができた
- 小さなことだけれども、自分なりに考えて工夫や改善を取り入れられた
このように、自分がやってきたことを認識してあげることが大切です。
少しでも良い方向に進んでいるのであれば、素直に自分を褒めてあげられるようなマインドを持つようにしてみてください。
辛いのは今だけ
一生今の状況が続くわけではないと考えることでストレスを軽減することができます。
上司や先輩、お客様や業者から厳しい言葉をぶつけられたとしても、それが1年後、3年後までずっと気になるでしょうか。
ほとんどの場合、時間が経つにつれて、今の嫌な気持ちは薄れていくはずです。
皆さんも過去に嫌な経験や落ち込んだことが絶対あると思います。
例えば5年前にあった嫌な出来事を鮮明に思い出してとても落ち込むことはありますか?
多くの場合は、嫌なことはあったのは覚えているけど別に今は引きずっていない、と考える人が多いのではないでしょうか?
ですから、たとえ「自分は何てダメなんだ」と思っていても、その感情は1週間後、1ヶ月後、1年後までは続かないと思うだけで、少し気分が楽になりますよ。
失敗したからこそ気付けたことがある
もちろん成功体験は自信をつけることに繋がります。
モチベーションだって向上するでしょう。
しかし、失敗しなければ分からないことだって沢山あるはずです。
例えば、
納期までのスケジュール感
事前にチェックしておくべき箇所
トラブルが発生しそうなタイミング
このように、一度経験することによって学べるところがあります。
改善して次回に活かすことこそ成長と呼べるのではないでしょうか。
失敗は何も悪いものではありません。
反省は必要ですが、自信を喪失するのではなく自身の成長における良い経験だったと捉えるようにしてみましょう。
誰しも『うまくいかない時』はあります
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると、以下の通りになります。
- 他人と比べてしまっている
- ミスを連発してしまった
- 上司や先輩、クライアントからのトゲのある言葉
- 仕事の進捗よりも自分のメンタルを優先する
- しっかり食事を摂り、睡眠時間を確保する
- 1人で抱え込まずに、相談しやすい人に話す
- 自分が納得できればOK
- 辛いのは今だけ
- 失敗したからこそ気付けたことがある
仕事上でのミスや他人との比較、きつい言葉をぶつけられた時には、自信を失いブルーな気持ちになることがありますよね。
このような経験はあなただけに特別に起こることではなく、誰しも一度は体験しているものです。
今は非常に辛い状況におかれていることかと思います。
すぐに切り替えましょうなんて気軽に言うことはできません。
しかし、今の辛い状況は一生続くことはないはずです。
今回ご紹介した回復法を参考に、少しでも落ち込んだ気持ちを前向きに切り替えられるよう意識してみましょう!
失敗から学べることだって沢山あるはずです。
あまり、自分を責めずに肩の力を抜いてもう少しだけ頑張ってみませんか?
以上、今回の内容が少しでも皆さんのお力になれたら嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!