- なかなか仕事を覚えることができない
- どうやったら早く仕事を覚えることが出来るんだろう
- 周りに足手まといと思われていないか不安
上記のような悩みに対して、本記事では以下の内容を解説します。
- 仕事が覚えられない原因や特徴とは?
- 実践したい仕事を覚えるコツ『3選』
- 周囲の期待に応えるために大切な事
新人の方や、転職をした方、部署異動をした方の中には、なかなか仕事を覚えられなくて苦労されている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、仕事が覚えられない原因を押さえ、どのようにすれば早く仕事を覚えることができるのかについてお伝えしていきます。
即戦力となることで、周囲の評価も上がり、自分自身もストレスを感じずに仕事に臨めるようになります。
仕事が覚えられない!と不安に感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仕事が覚えられない原因や特徴とは?
複数の業務を一度に詰め込もうとしすぎている
はじめのうちは、早くみんなと同じペースで仕事が出来るようになりたいと焦ってしまうことでしょう。
しかし、焦ることで業務の理解度が中途半端になってしまいがち。
結果的に仕事を覚える速度を低下させている可能性があります。
早く職場の戦力になりたいと思う気持ちが裏目になってしまっているのが仕事を覚えられないことに繋がってしまいます。
教えてもらった仕事を自分なりに整理していない
どんな人であっても一度教えられたことを完璧に再現するのは難しいものです。
数日、数週間後に同様の業務が発生した時に忘れてしまっていることも少なくないでしょう。
教えてもらった業務を自分の頭で考えて解釈し、落とし込むという作業が抜けてしまうと仕事の内容を定着することが難しい原因になります。
パソコンの扱いに慣れていない
多くの職場の場合パソコンを用いて仕事を行うことになります。
ただし、普段パソコンを扱う習慣がないことで基本的な操作が分からない方もいるかもしれません。
基本的な操作が理解できていないことにより、実務の対応速度が下がり仕事が覚えられないと感じてしまうことがあります。
質問することに憶病になっている
分からないところを質問することができない人も仕事が覚えられない人の特徴として挙げられます。
不明な点を残したまま仕事を進めていては、いつまで経っても分からないままです。
よく理解していない状態で仕事を進めてしまうと、ミスが発生してしまう危険性があります。
先輩や上司の立場からすると「何で相談してくれなかったの?」と思われてしまうことも。
不明点を質問することに躊躇してしまうことで、自身の成長を止めてしまっているかもしれません。
消極的になってしまっている
仕事が覚えられないからといって、積極的に仕事にチャレンジできない状態に陥っている場合もあります。
書類を確認するだけ、やり方を見ているだけでは仕事を覚えるのは困難です。
実際の手を動かして、初めて仕事の進め方を覚えることができます。
慣れない環境や、新しい人間関係が影響し目立たない方が良いという考えを持ってしまっている人も仕事が覚えられない人の特徴として当てはまります。
実践したい仕事を覚えるコツ『3選』
焦らずに1つずつ仕事を覚える
仕事が覚えられないと感じているのであれば、焦らずに1つの仕事に注力することをオススメします。
上司や先輩からすると、まずは1つ業務ができるようになってくれる方が、同様の業務が発生した際に頼みやすくなるため助かります。
小さい仕事であっても、頼める人がいるというのは大きな戦力になります。
いくつものことを同時に覚えようとするのではなく、着実にひとつずつ仕事を覚えるようにしてみましょう。
不明な点は遠慮せずに質問する
分からない箇所をそのままにせず、疑問点が出たときには必ず相談をすることを心がけます。
悩んでいる時間が短ければ、その時間分早く仕事を理解できるはずです。
ただし、注意する点があります。
自分なりに考えて、その上で質問をすることが重要です。
自分でしっかりと考えてから相談した方が、より仕事を記憶に定着させることができます。
自分で業務フローを作る
教えてもらった内容を、自分なりの業務フローとしてまとめておく方法もとても有効な手段です。
一度教えてもらった内容を再度確認しなければならなくなるということを防止することができるからです。
また、自分なりの業務フローを作るという作業自体が仕事の方法を記憶するために効果があります。
おすすめの方法としては、業務手順ごとに箇条書きにしてシンプルにまとめてみてください。
教えてもらったことを再度自分なりに整理することで、業務内容の再確認、理解度の向上に役立ちます。
周囲の期待に応えるために大切な事
一人で黙々と作業をしない
自分の力でやり遂げなくてはいけない!と考えてしまうあまり周囲とのコミュニケーションが疎かになってしまう場合があります。
周りに迷惑をかけないようにするための配慮かもしれませんが、逆効果になってしまうことも。
どんなに頑張っていたとしても、最初から完成度の高い仕事をするのは難しいものです。
それであれば、7割くらいの出来で構いませんので、周囲の同僚や先輩、上司に適宜相談するようにしてください。
コミュニケーションが活発になることで、たとえ仕事の覚えが遅くても「あの人なりに一生懸命取り組んでいる」という評価をもらうことができますよ。
自ら手を挙げて仕事をもらいに行く
分からない自分が対応をしても迷惑になるだけ…という思考は捨てましょう。
むしろ、分からない仕事だからこそ自ら手を挙げることが必要です。
周囲の方も初めての仕事だから完璧にできるとは思っていません。
逆に、言われたことだけしかやらない人になってしまうと周りからの評価は下がります。
仕事を覚えることに一番重要なのは「経験」です。
消極的にならずに、自ら手を上げてやったことのない業務へ積極的に挑戦するようにしましょう。
同じ業務を質問する時は、どこまでどうやったかを説明する
時には、一度教えてもらった業務を聞かなければ進めることができない状況というのもあるでしょう。
そんな時には、必ず、
この2点を明確にして、質問するようにしましょう。
不明確なまま質問してしまうと、教えた側からすれば「前に教えなかった?」と思われてしまうのは当然のこと。
逆に分からない点を明確にして、「ここまでは進めることができたのですが、この先がどうしても分からなくて」と質問することを心がけてください。
教えた側としては、説明不足だった点を気付けるかもしれませんし、同じ内容だったとしても前提を説明する手間が省けるため非常に楽な気持ちになります。
もし、同じ内容を聞くことが必要になったのであれば、自分が行ってきた経過と詰まってしまった箇所をしっかり抑えてから質問するようにしましょう。
大切なのは「経験」を得るために「行動」すること
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると以下の通りとなります。
- 複数の業務を一度に詰め込もうとしすぎている
- 教えてもらった仕事を自分なりに整理していない
- パソコンの扱いに慣れていない
- 質問することに憶病になっている
- 消極的になってしまっている
- 焦らずに1つずつ仕事を覚える
- 不明な点は遠慮せずに質問する
- 自分で業務フローを作る
- 一人で黙々と作業をしない
- 自ら手を挙げて仕事をもらいに行く
- 同じ業務を質問する時は、どこまでどうやったかを説明する
仕事を覚えることが多いと、焦りや不安を感じてしまうものです。
マイナスな感情が積み重なると「なんで自分は仕事を覚えるのが遅いんだろう」という思考に繋がってしまいかねません。
ストレスを感じ、自分には向いていない仕事なのではと考えてしまう気持ちもわかります。
ただ、誰しも最初から完璧に仕事ができる人なんてことはありません。
大切なのは、着実に「経験」を積み重ねていくことです。
効率よく経験を積み重ねるために、今回ご紹介した仕事を覚えるコツ「焦らない、消極的にならない、自分なりに考えて落とし込む」をぜひ試してみてください。
また、自分から積極的に行動するして、一生懸命取り組む姿勢を見せることも重要です。
同僚や先輩、上司の評価が上がり「チームの一員」として認識してもらえるはず。
大変な状況かと思いますが、焦らずゆっくり仕事を覚えていきましょう!
以上、今回の内容が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました