- 仕事中のミスが多い…
- 注意しているのになぜか失敗してしまう
- 失敗してしまった時はどうすればいいんだろう
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- 仕事中のミスが多い原因とは?
- ミスを予防するための対策「3選」
- 失敗してしまった場合の対処法
ミスが多く「今の仕事は自分には向いていないかも…」と考えてしまってはいないでしょうか?
どんなに仕事ができる人でもミスはするものです。
気にしすぎてマイナス思考に陥ると、さらなるミスを誘発してしまう危険性があります。
過度に落ち込まず「なぜミスをしてしまったのか」に焦点を当てて改善するマインドを忘れないようにしてください。
今回は、仕事中にミスが多い原因を理解して、正しい対策を身につけられるよう解説していきます。
万が一、ミスしてしまった場合の対処法も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仕事中のミスが多い原因とは?
全体を把握しないまま業務を進めてしまう
とにかく手を動かしながら考える人は注意が必要です。
業務の全体像を把握していなまま行動してしまうことで、細かいミスや抜けが発生してしまう可能性があります。
また、完成形のイメージが掴めていない場合、出来上がった仕事の質が低くなってっしまうことにもなりかねません。
コミュニケーションが不足している
周囲との情報共有が足りないこともミスを発生させる原因です。
必要な情報が集まっていないため、本来盛り込むべき内容が抜けてしまっている危険性があります。
また、自分が持っている情報を周りに共有していないことで、業務が完了したあとに、大きな修正が派生することもあります。
結局、余計な手間がかかってしまった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
精神的・肉体的疲労を抱えている
体調面が整っていないと、集中力やモチベーションの低下を引き起こしてしまいます。
このような状態は自然と良くなるものではなく、意識しなければ改善されません。
丁寧なチェックが行えない、積極的にアクションを起こすことができないなど、ミスや失敗を誘発する原因となるでしょう。
最悪の場合、体調を崩したり、離職につながってしまう場合もあるので注意が必要です。
ミスを予防するための対策「3選」
仕事のゴールを把握して、道筋を考えてから仕事を進める
仕事の全体像を把握するためにも、まずは明確な『ゴール』を定めましょう。
その上で、ゴールに到達するための『過程』を考えてから業務に取り組む方法がおすすめです。
【ゴール】
- 最終的にどのような成果物・結果になることが目的なのか
【過程】
- どのようなフローで仕事を進めていくか
- 必要な資料・備品はどんなものがあるか
- 関わっている人、情報を共有すべき人物は誰か
- 想定されるトラブルやリスクにはどんなパターンがあるか
- 発生したイレギュラーに対してどう対応するか
ゴールが明確に定まっていることで、そこまでの過程も鮮明になります。
手を動かす前に事前準備をしっかりすることでミスが防止できるようになります。
ダブルチェックを依頼する
ダブルチェックはミス予防にとても有効な方法です。
どんなに完璧だと思っていても、ヒューマンエラーは誰にでも起こりうるもの。
自分以外の人に確認してもらうことで、気づけなかった点を発見できるので、未然にミスを予防することができます。
また、別の視点から発想をもらえることもあり、質の高い仕事になる可能性もあるというメリットもあります。
ミスが多いと感じるのであれば、ダブルチェックをお願いして未然にミスを防止する環境を整えるようにしましょう。
適度に休息をとって集中力を高めた状態を作る
ミスが普段より増えてきたと感じたら、一度休憩や休養をとりましょう。
頭と身体を休ませることで、体調が整い通常のパフォーマンスを発揮できる状態まで回復させます。
自分が気づいていないだけで、ストレスや疲労を溜めてしまっていることもあるでしょう。
自然と回復するものではなく、意識して改善する必要があります。
自分は大丈夫とは思わず、少しでもミスや失敗が増えてきたかもと思ったらすぐに休息をとるようにしてみましょう。
失敗してしまったときの対処法
できるだけ早く報告する
ミスに気付いたのであれば、できるだけ早い段階で報告してしまいましょう。
確実にフォローが効くミスであれば、解決に向けて行動するのも良いですが、その場合でも必ず報告はすぐに行うようにしてください。
早めに報告することで、被害を最小限に抑えることが可能です。
また、自分の精神面においても「ミスしてしまった…。どうしよう!」という嫌な気持ちからすぐに切り替えることができます。
報告が遅くなって被害が大きくなる前に、早めの報告をして、フォローすることに時間を割くようにしましょう。
ミスの対策を考えるのは「ひとり」ではなく「複数人」で行う
ミスしてしまった後のフォローを行うときは、複数の方に相談するのがおすすめです。
完全に手詰まりだと思っていたとしても、客観的に見ることで、意外とあっさり解決策が出てくることがあります。
私自身も「ひとりであれだけ悩んでいた時間はなんだったんだろう」という経験を何度もしてきました。
ミスをすぐに取り返さなければと焦ってしまうことで、解決策が見つからない悪循環に陥ってしまっているかもしれません。
そんな時は、誰かに相談をしてみるということも頭の隅に置いておくようにしてください。
「落ち込む」よりも「改善する」
失敗を落ち込んでいる時間は極力減らすように意識しましょう。
人間ですから、怒られたり、自分の不甲斐なさに落ち込んでしまうのは仕方のないことです。
ただし、落ち込んでいても状況は好転しません。
仕事ができる人ほど、気持ちの切り替えが早いものです。
可能な限り「どうすれば改善できるのか」という思考に早い段階で切り替えるよう訓練しましょう。
ミスを予防するにはやっぱり焦らないことが1番です
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると以下の通りになります。
- 全体を把握しないまま業務を進めてしまう
- コミュニケーションが不足している
- 精神的・肉体的疲労を抱えている
- 仕事のゴールを把握して、道筋を考えてから仕事を進める
- ダブルチェックを依頼する
- 適度に休息をとり集中力を高めた状態を作る
- できるだけ早く報告する
- ミスの対策を考えるのは「ひとり」ではなく「複数人」で行う
- 「落ち込む」よりも「改善する」
仕事をしていく中で全くミスをしない人は存在しません。
違いが出るのは、ミスをしないためにどう対策をしているか、という点です。
また、失敗してしまった後の対処が適切にできることで大きな被害を出さずに済みます。
ミスを起こさないためには、日ごろから時間と精神に余裕をもって仕事を取り組んでいくことが大切です。
そのためにも、今回ご紹介した対策を参考に自信の業務に取り入れてみて改善していきましょう。
以上、今回の記事が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。
ここまでおよみいただきありがとうございました!