- 事務職員は、どんな服を用意すればいいの?
- 実際の現場の様子を知りたい
- 変に思われない無難な服装にしたい
営業職や製造業など、特徴的な仕事であれば、服装のイメージがしやすいですよね。
ただ、事務職の人って聞くと、ピンとくる服装は少ないのではないでしょうか?
実際に、事務職員として10年以上働いている私の経験から、どんな服装が適切なのかをご紹介しようと思います。
この記事をみれば、職場で定番の服装を用意することができるはずです。
自由な服装OK!と言われて、悩んでいる皆さんは、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね。
『通勤時』と『仕事中』で使い分ける人が多い
職場に出勤する時と、業務を行っている時で服装を変える方が多いです。
通勤方法によって異なりますが、朝は『カジュアルなスーツ』を着用するのが一般的です。
業務中の服装は、人によって様々です。
もちろん、出勤時に着用しているスーツで一日過ごす方もいます。
しかし、比較的多くの方が、仕事中は自分の部署にあった服装に着替えています。
着替えることが必須ではないため、もし迷っているのであれば一般的な『カジュアルなスーツ』と『清潔感のある、白を基調としたワイシャツ』で問題ないでしょう。
職場にもよりますが、私のところであれば、5月のゴールデンウィーク明けごろから、10月いっぱいまでは『クールビズ期間』となっています。
ですので、ネクタイに関しては、冬から春先に着用しています。クールビズ期間中は、ノーネクタイが基本です。
事務職は、意外と服が汚れる仕事がある
『通勤中』と『仕事中』で着替える方が多いという話をしました。
着替える理由としては、意外とスーツが汚れてしまうような仕事が多いからです。
ただ、部署により大きく分かれます。
例えば、総務系の仕事ですと、デスクワークの他にも、倉庫の物品整理や、男性の場合は、重い荷物の運搬補助も行ったりします。
逆に、経理系の会計作業を主としている部署は、経費の精算処理や、会計監査資料作成が主な業務となります。
ですので、仕事内容によって服装が異なります。
基本は、既にご紹介した『スーツ』で問題ありません。
仕事をしていく上で、汚れることが多いな、と感じたら、業務中の服装を考えるのがよいでしょう。
事務職員の服装『具体例』
ここからは、職場でよく目にする服装をご紹介していきます。
通勤時に着用する時と、仕事中に着る服について分けて解説します。
一例にはなりますが、オーソドックスなパターンをお伝えできればと思います。
通勤時に着用する服
繰り返しになりますが、基本『カジュアルなスーツ』で問題ありません。
別に、出勤時からスーツを着る意味は特にありません。
ただ、これから働く職場の様子がわからない段階では、最初から崩しすぎた服装を着ていくのはあまりおすすめできません。
一概に事務職といっても、勤める先の雰囲気が異なるからです。
出勤した際に、「あれ?意外と皆ちゃんとスーツきてる!」となると少し焦りますからね。
具体的なスーツの例としては、黒を基調とした柄の入っていないものであればなんでもOK。
青色系や、ストライプのような柄が入っていない方が好ましいと思います。
ワイシャツについては、白色で問題ないでしょう。
スーツほど色は気にしなくても、大丈夫ですのでちょっと青みがかったものでも問題ありません。
おすすめは、襟にボタンがついているもの。
ノーネクタイ時でも、襟が立っていることによりすっきりとした印象を与えることができます。
仕事中に着用する服
仕事に慣れてきた段階で、周りの様子を見ながら考えれば問題ありません。
オーソドックスなのは、セーターやカーディガンのような、ワイシャツの上にサッと羽織ることができるもの。
クールビズ期間が切り替わる前後、3月や10月の肌寒い時期には重宝します。
比較的どこでも入手しやすい洋服なのもポイントです。
個人的に、一番良いと思っているのは『作業着』です。
これは、私が勤めている部署が特に汚れる仕事が多いからかもしれません。
重たい荷物を、身体に密着させながら運ぶ時、どうしてもスーツが埃などで汚れてしまいます。
スーツを脱いで、ワイシャツだったとしてもやはり汚れが目立ちます。
また、時には何かに引っ掛けて破けてしまうこともありました。
作業着であれば、体を動かす仕事であっても、汚れを気にせず作業が可能です。
私の場合は、ワークマンで購入しています。
値段はピンキリです。自分がいいなと思ったものを購入してOK。
一つだけ、気にしていることといえば、胸ポケットにチャックが付いているか。
作業中に、大切なもの収納しておけるからです。
例えば、作業室の鍵など。
チャックのついていないものですと、屈んだ際に落としてしまう可能性があります。
失敗談として、倉庫整理中に、鍵を無くしてしまった経験があります。
結果的に見つかりましたが、原因はやはり荷物を運んでいた際に屈んだタイミングでポケットから落ちてしまっていたことでした。
それ以降は必ずチャックがついているものを選ぶようにしています。
その他、クールビズ期間は、半袖のワイシャツや無地のポロシャツを来ている職員が多い印象です。
無難なものはセーターやカーディガン、私のおすすめはチャックのついた作業着になります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
特別なイベントの時には、
その場の状況に応じた服装をきることも
通常業務の時は、先述の服装で大丈夫です。
ただし、勤め先によっては時期ごとに様々なイベントがあるかもしれません。
私の場合は、学校の事務職なので、3月や4月に卒業式と入学式があります。
その際は、ダークスーツ(黒いスーツ)や、礼服に白のネクタイを着用するように言われます。
また、オープンキャンパスなどの学校見学会では、職場指定のポロシャツを着ることもあります。
どのようなイベントがあるのかは、働きながら覚えていきましょう。
なので、これから入職する方についてはあまり気にしなくても問題ありません。
かっちりとしたスーツを着ることは、ほとんどない
簡単にまとめると、以下の通りになります。
- 黒を基調としたスーツ
・慣れてくるまでは、青系や柄の入ったものは控えた方が無難。 - 白を基調としたワイシャツ
・スーツほど色で目立つことはない。派手すぎない色であればOK。
・ノーネクタイ時、襟が立つボタン付きワイシャツがおすすめ。
- セーター、カーディガン
・入手しやすいのが良いところ
・肌寒い時期に、さっと羽織れる - 作業着
・力仕事が多く、洋服が汚れてしまう人におすすめ
・大切なものを収納するための、胸ポケットにチャックがついてるもの。
その他補足
クールビズ期間は、半袖のワイシャツや無地のポロシャツを着ている方もいる。
勤め先のイベントによっては、礼服などが求められる場合がある。
自由な服装といわれて、どの程度まで崩していいのかわからない方は、今回の記事を参考にしてみてください。
慣れてくると、服装が自由という点はとてもメリットに感じます。
その日の気温や天候、作業内容に合わせて、快適に過ごすことができる服装を選ぶことができるからです。
また、人によってはちょっとしたオシャレを楽しんでいる方もいますので、会話のネタにもなります。
今回の記事を参考に、服装を選んでみてください。
この記事が、少しでも皆さんのお役に立てばうれしく思います。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!