- 定時で帰りたいけど、なんだか帰りづらい
- 周囲の印象を下げずに定時で帰りたい
上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。
- 定時で帰りづらい「3つ」の理由
- 定時で帰っても印象を悪くしない「5つ」の対処法
自分の仕事が終わっているものの、なんだか退社しづらいと感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、付き合い残業は自分にとっても、周囲の人にとってもメリットはありません。
逆に、「やることがないなら帰ればいいのに」、「手伝おうという気持ちはないの?」とマイナスな印象をあたえてしまうことも。
今回は、「なぜ定時で帰りづらいと感じてしまうのか」その理由と、「職場での印象を下げずに退社するための対処法」をご紹介します。
余計なストレスを抱えないようにして、自分の生活を充実感のあるものに改善していきましょう。
帰りたいのに帰りづらい!と感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
定時で帰りづらい「3つ」の理由
定時退社が許されない職場の雰囲気がある
就業時間になっても誰も帰ろうとする雰囲気がない職場にお勤めの方もいるかもしれません。
その中で、自分だけ帰る準備をするのは気が引けるため、定時で帰ることができない原因になります。
本当に忙しい人もいれば、あなたと一緒で「帰りたいけど帰れる雰囲気ではない」と感じてしまっている方もいるでしょう。
職場全体に「帰ることが許されない」雰囲気が定時退社できない要因となっている場合があります。
「暇な人」だと思われてしまいそう
「残業がない人」=「仕事がない人」と見られてしまっていないか、と心配に思う方も少なくないでしょう。
仕事がないということは、同僚や上司から必要とされていない、チームの戦力になっていないのでは?と考えてしまいがちです。
「あの人は暇で羨ましい」などと同僚や上司から陰口を叩かれないようにするために、付き合い残業になってしまうことが、定時で帰りづらい原因の一つになります。
「やる気」を疑われるのでないかと不安になる
仕事に対しての「やる気」を見せるために、無理やり残業するのも定時で帰りづらくする要因のひとつでしょう。
夜遅くまで残って仕事を頑張るのが美徳と考えてしまうためです。
本来、会社にとっては規定の就業時間内で評価を上げてもらったほうが、残業代も支払わずに済むので助かります。
しかし、昔からの風習で「仕事が多く残業までして頑張っていること」と、「やる気」がイコールになってしまっている場合があります。
自分も頑張っているとアピールしたいがために、必要のない残業が定時で帰れないことに繋がります。
定時で帰っても印象を悪くしない「5つ」の対処法
日頃のコミュニケーションを大切にする
毎日、良い印象を積み重ねておくことが、定時退社をしても悪い印象を与えない一番重要な要素です。
日頃から良好な人間関係を作っておけば、早く帰った程度のことで陰口を叩かれたり、妬まれてりすることはないでしょう。
など、良いコミュニケーションを密にとるようにしましょう。
無理に雑談をする必要はなく、元気でポジティブな態度で業務に取り組んでください。
良い印象を周りに持ってもらえると、堂々と退社しても悪い印象どころか、しっかりと仕事を終わらせて帰る人という良い印象を与えます。
今日は早く帰ろうと思っていることを伝えておく
予め今日は早く退社すると周りの人に伝えておくのも有効な手段です。
職場の同僚も「何か予定があるのであればしかたない」と理解してもらえるでしょう。
明確な理由があってもいいですが、特に予定がなくても問題ありません。
大切なのは、「早く帰る」意志を示しておくことにあるからです。
朝一でも、昼過ぎでも構いませんので今日は早めに帰ろうと思っていると周囲の人に伝えることで退社しやすい空気を作っておく事ができます。
常に積極的に仕事に臨んでいる姿を見せる
日常の業務において、積極的に取り組んでいる姿勢を同僚や上司にみせることも重要です。
日中にあれだけ頑張っているから、残業をしなくても仕事が終わっていると感じてもらえるでしょう。
早く帰ることでマイナスどころか、時間内に仕事を終わらせられる「デキる人」という印象を与えられます。
このように、受動的に仕事をするのではなく、能動的にチームに貢献するように心がけて業務に取り組みましょう。
報告・連絡・相談を密にとる
上司の目が気になるのであれば、自分が担当している仕事の報告・連絡・相談をできるだけ密に取るようにしてください。
上司からすれば、お願いした業務が適切に進んでいるかが重要なのです。
必要な時期までに完了しそうな状況が把握できれば、安心できるので早く退社しても問題がありません。
今自分が担当している仕事に対して、
上記の点をできるけで細かく伝えるようにしましょう。
依頼された業務は問題なく進んでいますよと理解してもらうことで、定時に帰っても評価に響くことはありません。
他の人の業務の手伝いを自主的に行う
忙しそうな人の前で帰りづらいと感じているのであれば、手が空いている時間に積極的にヘルプに入るようにしてみてください。
大変な時に助けてくれた印象は、強く感謝の気持ちを感じるものです。
手伝ってほしいと言われる前に、自分から手伝う姿勢が大切です。
好印象を与えるだけでなく、自分が忙しくなった時にも手伝ってもらえたり、上手くいけば業務がスムーズに終わり周囲の人も早く帰れる環境を作ることができます。
周囲への気遣いを忘れなければ、早く帰っても印象は悪くなりません!
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の内容をまとめると、以下の通りとなります。
- 定時退社が許されない職場の雰囲気がある
- 「暇な人」だと思われてしまいそう
- 「やる気」を疑われるのでないかと不安になる
- 日頃のコミュニケーションを大切にする
- 今日は早く帰ろうと思っていることを伝えておく
- 常に積極的に仕事に臨んでいる姿を見せる
- 報告・連絡・相談を密にとる
- 他の人の業務の手伝いを自主的に行う
職場の雰囲気で残業が慢性化してしまっている状態が続いてしてしまうと、なんとなく帰りづらいと感じてしまいがちです。
自分の業務は終わっているけれども、自分だけ帰ろうとするのは気が引けると感じてしまっている人も少なくないでしょう。
ただし、付き合い残業はストレスが溜まるだけでなく、周囲の評価を下げる原因になりかねません。
改善するためにも、日頃から積極的に仕事に取り組み、周囲の方への配慮や気遣いを忘れないようにしましょう。
むしろ、時間内にきちっと仕事を終わらせた上で、他の方の手伝いまで行う姿勢を見せることで同僚や上司から良い評価、好印象を持ってもらえます。
今回ご紹介した対処法の中に取り入れられるものがあれば活用してみてください。
周囲の目を気にせず定時退社して、余計なストレスを抱えず、充実した余暇を過ごせるようにしていきましょう!
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。