- 仕事のやりがいとは何か
- どうすれば仕事のやりがいを感じ充実感を得ることができるのか
毎日、一生懸命仕事をしているけれども、マンネリ化してきてしまい、「なんだか充実感がない」と感じてる人は多いのではないでしょうか。
仕事における「やりがい」の意味や見つけ方を考えることで、今取り組んでいる業務のモチベーションを上げましょう。
きっとその先に、「この仕事をやっててよかった」と思える日がくるはずです。
仕事は辛く、苦しいだけと思っている方はぜひご参考までに読んでみてくださいね。
「やりがい」は最初からあるものではなく、
「見つける」もの。
私たちは、やりがいだけでは生きていけません。
お給料をもらって、ご飯を食べれたり、家族を養なったり、少しでも生活を豊かにするために仕事をしているというのが本音でしょう。
極端な話、生活が満足に送れているのであればそもそも仕事にやりがいは必要ないのかもしれません。
ただ、1日の大半を過ごす環境ですから、やりがいはあった方が気持ちも楽ですよね。
最初からやりがいを感じられる人はいない
最初はどんな仕事でも辛く大変だと感じるかもしれません。
そんな、苦労をしている中にある「小さな喜び」こそ「やりがい」だと私は捉えています。
苦しい中、頑張ってきた結果に、ようやくたどり着くものだと思います。
勝手に湧いてくるものではなく、自ら振り返った時に初めて感じられるのではないでしょうか。
視点を変えると「やりがい」をみつけやすい
一概に「やりがい」といっても、人によって理由は様々。
自分にとっては辛いだけと感じている業務でも他の人からみれば、充実しているなぁと感じることがよりあります。
その業種の花形、例えば裏方の事務作業ではなく接客のフロント業務、実務担当ではなく、チームのプロジェクトリーダー、など一見すると充実感が高そうに見えるポジションがあるかと思います。
でも、人によっては逆のポジションの方がやりがいを感じる人だっているはずです。
私の場合は、チーム全体を動かしてプロジェクトを進めることよりも、手を動かして見やすく整った資料を準備することで、チームを支える土台を盤石にすることに達成感を感じます。
華やかなに見える業務だけが「やりがい」を感じられる仕事ではないという視点をもって取り組んでみてください。
仕事の「やりがい」を感じるのはどんな時?
皆さんはどんな時に仕事にやりがいを感じますでしょうか。
もし、まったく見つからない!という方がいたら、次の5つを参考に考えてみてください。
- お礼や感謝の言葉をもらうこと
- 仕事の成果を褒められること
- 目標を達成し、やり遂げること
- 自分の成長を感じること
- 仕事に見合った報酬を得ること
お礼や感謝の言葉をもらうこと
自分がやってきた仕事が本当に誰かの役に立ったと感じられる瞬間です。
取り組んでいる最中は、色々と悩み、時には投げ出したいと思うこともあったかもしれません。
でも、対応したお客さんや企業の方などから『あなたのお陰で助かりました』とか『本当にお世話になりました』など、
『ありがとう』という感謝の気持ちをいただいた瞬間は、今までの苦労が帳消しになるくらい嬉しいものです。
この経験が、「もう少しだけ頑張ってみようかな」とモチベーションを上げてくれることも少なくありません。
仕事の成果を褒められること
自分がやってきたことに対して、しっかりと評価してもらえるのもとても嬉しいですよね。
何よりも、褒められることによってその後も自信を持って仕事に取り組めるようになります。
また、直接仕事で関わった相手に褒められなくても「○○さんがあなたの仕事ぶりを評価していたよ」と聞くと、周りで見ていた人もちゃんと評価してくれているということに気づきます。
ぜひ、褒められた時は変に謙遜せず、素直に「ありがとうございます!」と受け止めましょう。
目標を達成し、やり遂げること
目標は大きくても小さくても問題ありません。
諦めずに最後まで取り組み、しっかりと業務を終わらせることができれば、満足感や充実感を得ることができます。
与えられた目標が大きければ大きいほど、プレッシャーも同じくらい大きくなります。
しかし、そのプレッシャーの大きさに比例して、やり遂げた後の達成感も大きくなるはずです。
自分の成長を感じること
以前はできなかった業務、または、出来てはいたけれどもなんだかスムーズにこなせなかった業務が、いつの間にか苦もなくできていることに気づいた時は成長を感じられますよね。
また、成長を感じられるのは業務だけではないと思います。
私の場合は、特に、人とのコミュニケーションで自分の成長を大きく感じることができました。
とても気が弱く、先輩や上司にも話しかけることができなかった私ですが、
今では、プロジェクトのリーダーとして周りを動かす立場となっています。
もちろん完璧にできているとは言いませんが、それでも周りと普段からコミュニケーションをとり、問題なく仕事を進めることができています。
苦労はしましたが、その分見返りがとても大きな「やりがい」となったと感じています。
仕事に見合った報酬を得ること
気持ちの部分ではなく、生活するための「お金」に着目してやりがいを感じるのも悪いことではないと思います。
成果を評価してくれている会社に勤めているのであれば大きなモチベーションになりますよね。
成果をしっかり出して、その分報酬をもらう。さらに、良い成果をだして良い報酬をもらうという形。
結果的に自分の生活が豊かになっていくという大きなメリットが仕事に対してのやりがいにも繋がってきます。
やりがいを見つけるにはどうすれば?
では、実際に自分に合った仕事のやりがいを見つけるためにはぐたいてきにどうすればよいのでしょうか。
少しだけ深堀していきましょう。
- 誰のためになっている仕事なのかを考える
- 目標を決めて、ひたすらにやってみる
- 新入職員時代を振り返ってみる
誰のためになっている仕事なのかを考えてみる
日々、仕事に追われてしまっていると何のために働いているのか分からなくなることが多々あります。
しかし、皆さんがやっている業務はどこかで必要だから存在しているということを改めて考えてみましょう。
単純な書類作成だったとしても、その書類がなかったら進まない仕事があるはずです。
さらにその先には、きっと誰かのためになる事柄へ結びついています。
今一度、自分がやっている仕事の意味を考えなおしてみることも大切です。
目標を決めて、ひたすらにやってみる
時にはがむしゃらに取り組んでみるのもいいでしょう。
自分で目標を定め、そこに向かって突き進むことで、仕事している充実感や終わった後の達成感を得ることができます。
仕事がマンネリ化してしまっている単純作業などであれば、どこかしらに改善策があるはずです。
ルーティーン業務を自動化してみるために、エクセルの勉強をしてマクロを組んでみたり、仕事の流れや手順を変えてみたり、どんな人でも仕事にあたれるマニュアルを作ってみたり。
自分なりに1つでもいいので、目標を作って仕事にあたることで上手くいけば大きな成長の機会となるはずです。
新入職員時代を振り返ってみる
少し疲れてしまったときは、過去をさかのぼってみるのもいいでしょう。
どんなことでも言えるのですが、最初のうちは、自分がどんどん成長していっている経験があるのではないでしょうか。
しかし、時が経つにつれて自分の成長が感じづらくなってきます。
そんな時は、昔の自分を思い出してみましょう。
きっと「最初はこんなこともできなかったよなぁ」と感じるはずで、今は難なくこなせている仕事が多いはずです。
それこそが成長なのです。
今はマンネリ化してしまって、成長を感じられないことが多いかもしれませんが、一生懸命取り組んでいれば、数年後に今の自分を思い返したときにきっと成長を感じられるはずです。
ですので、気を落とさずに今の自分に出せるベストの力でまた仕事にあたってみてください。
自分に合った「やりがい」の理由を見つけてモチベーションを上げよう!
長い間務めていると、どうしても毎日の業務がどこかルーティーン化してしまって楽しくない時期があります。
誰にだって停滞期は訪れます。
だからといって、そのままにしておくのは時間がもったいないと思うのです。
できることなら、充実した楽しい毎日を送りたいはずです。
だからこそ、自分から仕事の「やりがい」を見つけにいく努力はしてみましょう。
今回紹介した内容をぜひ参考に、是非実践してみてください。
皆さんがこの記事を読んで、少しでも幸せに近づいてくれたら嬉しく思います!
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。