プライベートの充実

正しい体重の測り方できてますか?ダイエットに効果的な計測タイミングと『3つのポイント』について解説します。

体重を測るタイミング

あなた
あなた
ダイエットをしています。正しい体重の測り方ってあるんでしょうか?

くろおび
くろおび
数値を正確に把握するためには、決まった時間帯で計測するようにしましょう!

こんな悩みが解決できます!
  • 体重はいつ測るのがいいんだろう
  • 体重を測る時に注意することってあるの?

上記のような悩みに対して、本記事では以下の通り解説していきます。

  1. 体重を測るベストなタイミング
  2. 体重を測る時のポイント
  3. 体重を測る時の注意点

ダイエットやボディメイクのため毎日体重を測っている方も多いでしょう。

しかし、正しく体重を計測するにはいくつかのポイントがあるのをご存じでしょうか?

この記事では、ダイエットやボディメイクが正しく進んでいるかを把握するために正しい体重の測り方をお伝えします。

しっかりと正しい数値を可視化することで、日々の体重に振り回されなくなり間違った減量に走らず遠回りしないダイエットを進められます。

基本的なことですが、意外と見落としがちのポイントもあると思いますので今一度一緒に『正しい体重の測り方』を意識してみましょう!

体重を測るベストなタイミング

体重を測るベストなタイミング

あなた
あなた
体重の測るタイミングはいつがいいんでしょうか?

くろおび
くろおび
特定の時間を決めて、日々の条件が一緒の状態を作るのが大切です。

体重は毎日同じ条件で測るのがポイントです。

以下の2点を意識して計測を行うようにしてみてください。

  1. 測るタイミングは毎日同じ時間帯
  2. オススメのタイミングは起床後

少しだけ深堀して解説していきます。

測るタイミングは毎日同じ時間帯

体重を測るタイミングは、特定の時間を決めて毎日同じ時間帯に測るようにしましょう。

同じ条件下で計測をしないと、食べ物や飲み物の質量によって大きく数値が異なってしまいます。

単純な話で、200gのご飯を食べた直後は200g体重が増えるはずです。

これは、お米の質量として200g重さが増えただけであり、脂肪や筋肉として200g体重の増減が出たわけではありません。

例えば、極端な話になりますが朝起床後に測った体重夜夕飯を食べた後に測った体重では、ほとんどの場合後者の方が重くなるはずです。先ほどもお話ししましたが、これは太ったわけではなく一日で摂取した食べ物や飲み物の質量が計測されているのが原因です。

なので、できるだけ毎日特定の時間を決めて同じ条件下で計測しないと正しい数値が出ているとは言えません。

オススメのタイミングは起床後

体重を測るオススメのタイミングは起床直後です。

前日に食べたものが胃に残っている場合もありますが、基本的には就寝前に食事をしていれば睡眠時間を含めて8時間ほど経過しているはずです。

8時間あれば摂取した食べ物は胃で消化されており体内へ吸収されている場合が多いです。

もちろん消化吸収されたのち、不要な栄養素は便や尿となっていますので、100%同じ条件で測るのは難しいですが、毎日食べているものに大きな変化がなければ極端に差が生じることは少ないでしょう。

可能な限り同じ条件で体重を測るためには、食べ物や飲み物の質量に左右されづらい朝の起床直後に計測するのがオススメです。

体重を測る時のポイント

体重を測る時のポイント

あなた
あなた
体重を測るときのポイントがあれば教えてください!

くろおび
くろおび
これから紹介する『3つのポイント』を意識してみましょう。

先ほどお話しした通りできるだけ正確な数値を割り出すためには、毎日同じ条件で計測るのが大切になってきます。

シビアになりすぎる必要はありませんが、体重を測るときは以下の3点を頭の隅に入れておくようにしましょう。

  1. 服装はシンプルな状態で測る
  2. トイレを済ましてから測る
  3. 食事を取る前に測る

服装はシンプルな状態で測る

体重を測るときは、できるだけ数値に影響を及ぼさないようなシンプルな服装が好ましいです。

説明するまでもありませんが、身に着けているものが違えばその分重量が変わってしまいます。服装が違うだけで数百グラム、下手したら1kg以上変化が出てしまいます。

比べて体重は、1日数十グラム~多くても数百グラムほどしか変動しない場合がほどんどですので体重が落ちているのか増えてしまっているのかを適切に把握できません。

ですので、オススメは先ほどご紹介した通り起床直後なのです。

毎日違うパジャマを着る人はほとんどいないと思います。

同じ服装のまま計測できるので身に着けている物の誤差が発生しない状態を作れます。

体重を計測する際は、数値に影響が出ないようなシンプルな服装が良いでしょう。

トイレを済ましてから測る

より正確な数値を計測するのであれば、トイレを済ませてから体重を測るようにしてみましょう。

前日に食べた食事量によって、便や尿の質量で体重に影響が出てしまいます。

私の場合は、朝に便が出ない体質なのでそこまでシビアに考えてはいませんが、最低限おしっこは済ませてから体重を測るようにしています。尿の量だけでも結構体重に影響を与えます。

特にダイエットが進んでいくと体重の増減幅が少なくなっていくので、尿の数百グラムであっても意外と大きな差となってしまうケースがあります。

無理に出す必要はありませんが、可能であればトイレを済ませてから計測をするとより正確な数値を割り出すことができます。

食事を取る前に測る

ごはんを食べる前に計測するようにしましょう。

これも単純に質量の問題です。

繰り返しになりますが、正しくダイエットが進んでいるかを確認するためにはできるだけ毎日同じ時間帯で、同じ条件で計測するのが大切になってきます。

食事は日によって食べるものが変わるはずです。食事の量が数十グラムまでぴったり一緒という方はいないでしょう。

計測したいのは食事の量ではなく、あくまで身体の体重です。

食べ物の質量は一番体重に差が生じてしまう原因になりますので、胃に食べ物が無い状態で体重を計測するようにしてみてください。

体重を測る時の注意点

体重を測る時の注意点

あなた
あなた
体重を管理するときに注意しておくことはありますか?

くろおび
くろおび
いくつか注意するべきことがありますので、自分が当てはまっていないかを確認してみましょう。

これまでは体重を測るときのベストなタイミングやポイントを解説してきました。

ここでは、逆にできるだけ避けた方が良い時間帯や注意すべきこと3点お伝えできればと思います。

  1. 夜の計測は避ける
  2. 体脂肪率はあくまで参考程度
  3. 日々の記録を残す

夜の計測は避ける

夜に体重を計測するのはあまりオススメできません。

先ほどもお話ししましたが、一日で食べた物の影響が大きく出てしまい純粋な体重を計測しづらくなってしまいます。

人によっては、お風呂上りに体重を測る方も少なくないと思います。

お湯につかって汗をかいた後に体重を測ると、重量自体は減少した数値が出るかもしれませんが、それは単に体内の水分が排出されただけです。

身体に付いている脂肪が落ちているわけではありません。

また、逆に日中活動すると人によっては身体が疲れている方もいるでしょう。人間は疲れを感じると、身体の中に水分を溜めこんでしまう特性があります。

身体にため込んだ水は『むくみ』の原因となり、体重は水分の量が加算された計測結果となってしまいます。

このように、本来の体重とは別の要因で体重が増減してしまうケースがあります。

正しい計測結果を把握していないと、必要以上摂取カロリーを減らしてしまったり、安心してカロリーを上げてしまうことに繋がり、正しくダイエットが進まない事態に陥ってしまう可能性があります。

夜の計測は日によって大きく差が出てしまう場合があるので、極力避けた方が良いと言えます。

体脂肪率はあくまで参考程度

家庭用の体組成計で表示される体脂肪率はあくまで参考程度に留めておきましょう。

そもそも、家庭用の体組成計がどのように体脂肪率を測っているのか?を理解するのが良いでしょう。

体組成計は「生体インピーダンス法」という方法で体脂肪率を割り出しています。

インピーダンスとは「電気抵抗」を示しており、体組成計から微量の電流を流した際、どれだけ電気が身体を流れやすいのか?を判断します。

筋肉と脂肪を比べると、水分を多く含んでいる筋肉の方が電流が流れやすいという特徴を持っています。

この特性を生かして、電気の流れやすさと身長や体重などの要素用いて『体脂肪率』を計測しています。

ということは、本来の筋肉量や体脂肪率に関わらず体内にある水分量が多ければ電流は身体を流れやすくなるため、体組成計は「たくさん電気が流れるから筋肉が多い!」と判断して、体脂肪率は少なく表示されることになります。

例えば、温泉のサウナに入る前と入った後では、体内の水分量が変動するので食事を取っていないにも関わらず体脂肪率が大きく変動するはずです。

ですので、あくまで表示される数値は参考程度に留め、体脂肪率が多いからといってダイエットが進んでいないと落ち込まないようにしてください。

日々の記録を残す

日々の計測記録を正確に残していくのがとても大切です。

ダイエットとは、体重を減らすことが目的ではなく無駄な体脂肪を減らすのが目的です。

ただ単純に筋肉も体脂肪も同時に落として体重だけ減少した状態では、単純に体が小さくなっただけで見た目に変化はありません。できるだけ筋肉量は残しつつ、無駄な体脂肪だけを削っていくことで美しい身体や引き締まったシルエットになっていきます。

そして、1週間や2週間程度の短期スパンで体脂肪が大きく減ることはあり得ません

食事制限をすると体重が大きく落ちているように感じますが、ほとんどの場合体内から余計な水分が減っているだけなのです。ですので、ダイエットは長い目で進めていく必要があります。

数日間であれば体重の増減を頭の中で記憶しておけるかもしれませんが、2か月、3か月と続けることになるとまず覚えるのは難しいでしょう。

長期的に行うダイエットにおいて、きちんと体重が減っているかを確認するためにも日々の記録は欠かせません。

ただし、毎日計測した体重をメモっておくのは少し面倒です。

少しの面倒が積み重なることで途中でダイエットを辞めてしまう可能性もでてきてしまいます。

そこで、オススメなのは計測したデータを自動的にスマホに送ってくれる機能のある体組成計を活用するようにしてみましょう。

体重計とスマートフォンを連携することで、余計な手間をかけずに自動的に管理してくれるので日々のダイエットをサポートしてくれる体組成計があります。

私が日ごろ使っているTANITA(タニタ)の体組成計はとてもオススメできますので、以下の記事で詳しく解説しています。

TANITA BC-768レビュー
『タニタ BC-768』を1年間使ってみた!オススメの体重計レビュー!『TANITA BC-768』ってどんな体重計なの?という疑問に対して、私が1年間使ってみたレビューをご紹介します。大きさや重さから主要な機能、計測できるデータについて触れていますので、購入を検討している方は是非参考にしてみてください。...

ダイエットは短期間で結果が出るものではなく、長期的に取り組んでいく必要があります。

毎日しっかりと記録を取って正しくダイエットが進んでいるのかを把握するようにしましょう。

正しい計測で効率の良いボディメイクを進めよう

正しい体重の測り方でボディメイクを進めよう!

あなた
あなた
体重を正確に測るには、時間と条件が大切なんですね!

くろおび
くろおび
正しい体重の測り方をマスターして、間違ったダイエットをしないように気を付けましょう!

いかがでしたでしょうか?

今回の内容をまとめると以下の通りとなります。

体重を測るベストなタイミング
  1. 測るタイミングは毎日同じ時間帯
  2. オススメのタイミングは起床後
体重を測る時のポイント
  1. 服装はシンプルな状態で測る
  2. トイレを済ましてから測る
  3. 食事を取る前に測る
体重を測る時の注意点
  1. 夜の計測は避ける
  2. 体脂肪率はあくまで参考程度
  3. 日々の記録を残す

正しく体重を測るために一番重要なのは、できるだけ毎日同じ条件で計測することです。

そのためには、計測する時間帯を決めるのが間違いないでしょう。

特にオススメなのは、起床した後トイレを済ませた後に計測をするタイミングです。

食事量や体調に左右されづらく、安定した数値を割り出すことができます。

また、家庭用の体重計で表示さる体脂肪率は、正確な体脂肪の量を計測できているわけではありませんので参考程度にとどめておくようにした方がよいでしょう。

その他、身体についている体脂肪は急激に落ちることはなくダイエットは長期的なものにならざるを得ません。焦らずゆっくりと進めていくためにも毎日しっかり記録を残すようにして身体の変化を敏感に捉えていきましょう。

正しく体重を計測できれば、効率的にダイエットやボディメイクを進められます。

みんなで一緒に頑張っていきましょう!

以上、本記事が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!