- 仕事が楽しいと思ったことがない
- できれば楽しく仕事をしていきたい
- 楽しいと思えないのは、自分の好きなことが仕事じゃないから?
上記のような悩みに対して、本記事では以下の内容を解説してきます。
- 『仕事が楽しい』の意味を正しく理解する
- 仕事を楽しくするために意識すること「3選」
- 好きなことを仕事にするメリットとデメリット
生活する上で必ず必要となるお金。お金を得るためには、相応の労働が必要になります。
ただ、毎日ヘトヘトになりながら働いている方も多く、仕事なんて楽しいものではないと感じている方が大半だと思います。
一方で、仕事が楽しくて仕方がないという人がいるのも事実です。
両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、『仕事が楽しい』とは何なのか、意識する点とメリットを併せて解説したいと思います。
取り入れられる考え方があれば、自分の仕事に活かしてみましょう!
『仕事が楽しい』の意味を正しく理解する
結論から言うと、違いは『楽しい』という価値観が違うことが原因です。
一般的に楽しいとは、「愉快な気分である」という印象を持つはずです。
例えば、学生時代に友達と美味しいご飯を食べ、お酒を飲み、他愛のない会話で笑い合う時間はとても楽しいと感じるでしょう。
また、何にも縛られずに自由な時間を使い、1人で読書や映画・音楽鑑賞をすることに楽しさを覚える人もいるはずです。
プレッシャーを感じず、ストレスを発散できる状況が「楽しい」の意味と捉えることができます。
反面、ビジネスシーンにおける「楽しい」の意味はちょっと違います。
仕事をする上で、プレッシャーやストレスを感じるのは当然のこと。
しかし、その中で得られた「達成感」や「やりがい」そして、「自分の成長」を感じることで充実感を得られ「楽しさ」に繋がります。
今までできなかったことができるようになっていた、苦手だったコミュニケーションがスムーズに取れるようになったなど。
なかなか目に見えにくい部分なので、感じ取れないことが多く、充実感はあるはずなのに見過ごしてしまっている可能性があります。
だから、仕事は辛いことばかり、きついだけと考えてしまうのです。
楽しそうに仕事をしている人に聞くと「大変だけど、なんだかんだ充実してて楽しい」と答えてくれる人が多い印象です。
一般の生活における『楽しい』とは愉快な時間を過ごすこと、仕事における『楽しい』とは充実感で満たされると捉えるとよいでしょう。
仕事を楽しくするために意識すること「3選」
良好な人間関係を作る
周りの人との関係性が良いと、自然と仕事が楽しいと感じることがあります。
日常的な雑談でも良いですし、仕事をする上で真剣に会話をすることでも構いませんので積極的にコミュニケーションとるようにしてみましょう。
正直、他人と関わるのは面倒だと感じることが多々あります。
1人で黙々と仕事を進めたいという感情があるのもの理解できます。
しかし、組織で働いている以上、他者との関わりをゼロにすることは不可能です。
それであれば、良好な人間関係を作るに越したことはありません。
私は、どちらかというと日常的な雑談が苦手です。
なので、コミュニケーションをとる時には少し工夫をしています。
自分が取り組んでいる仕事に対し、「この進め方や、アイディアってどう思いますか?」という切り口から会話をするようにしています。
注意点としては、明らかに忙しそうにしている方には迷惑になるため、この方法は使わないようにしましょう。
実行してみるタイミングとしては、
- お茶を飲んでいる
- 休憩していそうな雰囲気を出している
- 急ぎの業務を抱えていない
周囲を観察して、あまり忙しそうでない人に対して行ってみましょう。
あまり話したことがないけど、今後関わる可能性がある人がいれば、仕事を口実に話す機会を作るようにしています。
結果を求めるのではなく、コミュニケーションを取ることを目的としましょう。
会話が苦手な方でも、きっかけさえあれば、意外と話は弾むものです。
コミュニケーションを通じて、良い信頼関係を結ぶことができれば、仕事をしやすい環境を作ることができるはずです。
少しでいいから改善点を探してみる
漠然と言われただけの業務をこなすのではなく、ちょっとした改善点を探すのも効果的です。
改善がバッチリはまると、きちんと会社に貢献できてる充実感を得ることができます。
最初は、小さなところからで構いません。
- 整理されていない書類を並べ、見つけやすく、取り出しやすいようにする。
- よく使うパソコンショートカットキーを数個覚えて時短に挑戦してみる。
どんな些細な作業でも構いません。
大切なのは、言われたことをやるのではなく、能動的に自分から動くことです。
自ら考えて取り組む仕事は、やらされている感がないため積極的にチャレンジするようになり、結果的に充実感を得ることができます。
適度に休暇を取るようにする
毎日気を張り続けないようにするために、適度に休暇を取ることもオススメできます。
仕事が楽しいと感じるためには、常にある程度のモチベーション維持と心の余裕が不可欠です。
毎日クタクタになるまで仕事を続けてしまうと、心に余裕がなくなり「仕事はきついだけ」と感じてしまう原因になりかねません。
定期的に休暇を取りリフレッシュすることで、メンタル的に楽になるため、「今日は少しだけ頑張ってみようかな」と前向きな気持ちになることができるはずです。
好きなことを仕事にするメリットとデメリット
好きなことを仕事にするメリット
好きなことを仕事にできれば、自ら積極的に仕事をする意欲が湧いてきます。
また、困難な状況にぶつかったとしても自分が選んだ道だから仕方がないと割り切ることができるのもメリットの一つでしょう。
仕事に対する充実感とストレスフリーな環境を作り出すことができるのが、好きなことを仕事にするメリットと言えます。
好きなことを仕事にするデメリット
反面、好きなことを仕事にするデメリットもあると感じます。
趣味でやっている分には、楽しかったけれども、いざ仕事にしてみると苦痛の方が大きいパターンが挙げられます。
趣味でやっていた時には感じなかった、嫌な部分が見えてきてしまう場合があります。
この状況になってしまいますと、ストレスのはけ口がなくなるため精神的に辛い状態になってしまうでしょう。
もし、好きなことを仕事にする際には、想定される困難な部分をしっかりと調査した上で、それでもやっていけるという自信がない限りやめておいた方が無難だと感じます。
【まとめ】仕事の中にある「楽しさ」は自分で見つけ出すものです。
いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめると以下の通りになります。
『仕事が楽しい』の意味を正しく理解する
- 一般の生活における『楽しい』=愉快な時間を過ごすこと
- 仕事における『楽しい』=充実感で満たされること
- 良好な人間関係を作る
- 少しでいいから改善点を探してみる
- 適度に休暇を取るようにする
- 好きなことを仕事にするメリット
充実感得られ、ストレスフリーな環境を作り出すことができる - 好きなことを仕事にするデメリット
嫌な部分が見え、ストレスのはけ口がなくなってしまう
仕事の楽しさは感じるものではなく、見つけるものだと私は考えています。
充実感や達成感は目に見えず、感じ取りづらいものです。
しかし、過去を振り返ると誰でもあの仕事の進め方は良かったとか、自分なりに満足できた仕事があるはず。
きつい、つらいが先行しがちですが、しっかりと成功体験に焦点を当ててあげましょう。
そのためには、適度な休養で心に余裕を持ち、能動的に仕事をして、周りとの良い関係づくりが欠かせません。
仕事が向いている、向いていないと考える前に見直せる個所はたくさんあるはずです。
上手くいったところは素直に自分を褒めてあげてくださいね。
以上、本記事が少しでも皆さんのお役に立てたのであれば嬉しく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!