- 仕事がうまくいかない時の考え方
- 具体的な対策
毎日、努力はしているし、やる気がないわけでもない。
でも、なぜか仕事がうまくいかないと思うことってありますよね。
気分は落ち込むし、やる気も下がってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、皆さんが前向きになれるような考え方と具体的な対策をお伝えします。
少しの改善で、大きな変化が得られることもありますよ!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
『こんな日もある』と割り切り、細かいことを気にしない
あまり考えすぎてしまうと、普段なんてことない小さな問題も大きなストレスになりがちです。
× 細かいことを気にしすぎてしまう悪い例
例えば、仕事でミスをしてしまったとします。
その直後、飲み物を机の上にこぼしてしまう。
嫌なことが重なることで、余計イライラしたり、落ち込んでしまいますよね。
ただ、冷静に考えてみると、仕事で怒られたことと、飲み物をこぼしたことって何の関係もないですよね。
ついついトータルで「何をやってもだめだなぁ」と思ってしうことがあります。
嫌なことが伝染してしまう感覚ですね。
◎ 細かいことを気にしない良い例
比較的調子がいい時は、ちょっとした失敗は、「あ、やっちゃった」くらいにしか思いませんよね。
「めんどうだなぁ」とか「だるいなぁ」とは思うかもしれませんが、とても落ち込むってことはないと思います。
嫌なことを伝染させないためにも、仕事がうまくいかないことと、別のミスは切り離して考えましょう。
- 業務でミスしてしまった点に対しては、「こんな日もあるよね」と割り切る。
- 飲み物をこぼしてしまったことに対しては、些細なことなので気にしない。
失敗をを分けて考えることで、余計なストレスを感じなくて済みます。
仕事が進まない原因を書き出してみよう
「うまくいかない」原因をきちんと理解する
問題を解決するために、一番重要なのは原因を明確にすることです。
自分がぶつかっている壁が分からなければ、乗り越える方法は見つかりづらいですよね。
なので、まずは問題を文字に起こしてみましょう。
- 提出期限が迫っているのに終わっていない
- 新しいアイディアが浮かばない
- 連絡ミスをしてしまって怒られた
といった形です。
以上のように書き出すことで、目指すべき「ゴール」が少しずつ見えてくるはずです。
なので、最初は頭で整理するのではなく、書き出して整理してみましょう。
原因が書き出せたら、対策「案」を出してみよう
問題が明確になったら、早速、解決する「案」をいくつか出してみます。
あくまで「案」で構いません。
すぐに対処法が見つかればそもそも苦労していないからです。
おすすめの方法としては、曖昧でもいいので思いつく限り対策に繋がりそうなものを羅列してみてください。
すると、少しずつですが、解決策がひらめくこともあります。
3〜4つほど対策「案」絞り出してみましょう。
対策案ができたら、ひとまず「実行してみる」
大切なのは、とにかく動き出してみることです。
何もしないことには、状況はよくなりません。
例えば、「提出期限が迫っているのに、全然進んでいない書類がある」とします。
原因はいくつかあるかもしれません。
- 新しいアイディアが思い浮かばない
- 他の作業に追われて、単純に時間がない
- 明らかに間に合わない
対策「案」はこんな感じでしょうか。
- 新しいアイディアが思い浮かばない
→同僚や先輩に相談してみて、意見を伺う - 他の作業に追われて、単純に時間がない
→他の人に任せられるところを探して、仕事をお願いしてみる - 明らかに間に合わない
→きちんと理由を説明して、提出期限が伸ばせないか相談してみる
以上のように対策案まで出たら、ダメもとで動き出してみましょう。
意外にあっさり解決してしまうことがあります。
また、この段階で解決しなくても行動することで新しいヒントをゲットできることもあります。
そうすることで、別の対策案も思いついたり、相談することで気分が和らぐこともあります。
肝心なのは、『とにかくアクションを起こしてみる』ことです。
デスクなど身の回りを整理してみよう
気持ちを落ち着かせるために、身の回りの書類や物品を整理してみましょう。
一度、頭をすっきりさせるために有効な手段です。
頭を使わずに黙々と作業を行うことで、気分をリセットできることがあります。
気持ちの切り替えができるだけでなく、不思議と仕事の優先順位も整理されるのです。
とにかく、焦らず「一呼吸おく」
私も、仕事が思うように進まないときに限って、トラブルや対応せざるをえない業務が増えていくことがよくあります。
経験上、焦って実行する時、ミスが増えるなんてことがよくあります。
皆さんも、同じような体験をしたことがあるのではないでしょうか。
時間がない時にこそ、机の整理をしながら深呼吸するのです。
5〜10分もしてくると、徐々に気持ちも落ち着いてきます。
すると、「まずは、簡単な業務から先に終わらせて、こっちの業務は○○さんにお願いして〜」という感じで、
その後の行動が明確になっていく感覚を体感できるはずです。
その他、ミスをして怒られた、誰かに迷惑をかけてしまった時にも有効です。
片付けながら、何が悪かったのか、どうするべきだったのかと考える時間になります。
改善策を考えることこそ、自分の成長につながります。
人間なので落ち込むのは仕方ないと割り切りましょう。
その上で、反省し次回につなげられるよう「考える時間を作る」という意味でも、身の回りの整理というテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。
誰でも仕事がうまくいかない時はあります
まとめると次の通りになります。
- 細かいミスは引きづらない
- 仕事での失敗と、仕事とは関係ない失敗が混同してしまっている場合があるので、きちんと切り離して考える
- 頭の中で悩むのではなく、文字で原因を書き出す。
- 書き出した原因に対して、曖昧でも良いので対策「案」を絞り出す
- 対策案をとりあえず実行してみる
- 解決しなくても新たなヒントやアイディアが見つかることがある
- デスクや身の回りを整理する
- 気持ちが落ち着き、優先すべき仕事が見えてくる
- 失敗の反省をする時間ができる
- 改善ことが成長
いかがでしたでしょうか?
誰しも、「仕事がうまくいかない」と感じるタイミングはあります。
思うように業務が進まなくても、自分を責める必要はありません。
悲観的になることにより、逆にいつものパフォーマンスが出せなくなってしまいます。
できるだけ、「こんな日もあるよなあ」と一息置いてみましょう。
そうすることで、気持ちを落ち着かせ、頭もリセットすることができます。
その後は、いつも通り切り替えて業務にあたればよいのです!
今までを振り返ってみると、うまくいった時だってあるはずです。
今はちょっと辛いだけ。
自信をもって仕事に取り組ましょう!
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!